じゃばのひまつぶし

贈る言葉と本 

2024年01月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし・生活

「贈る言葉」という海援隊の歌があった。「おくる〜こ・と・ばぁ」の部分のメロディしか浮かんでこないが、やはり卒業シーズンに多く歌われるのかな。
上の孫が今年卒業して、就職なのか、研修なのかよくわからないがいきなり海外に行くらしい。余計なおせっかいだが、はなむけの言葉を贈ろうと思いつく。人生経験の押しつけ。

いざとなるとブログの駄文のようなことしか書けない。たまたま新聞の書評で、阿川佐和子氏の近刊の「話す力」の評判がいいと知る。調べると10年以上前に書いた「聞く力」というエッセイがベストセラーだったらしい。あまのじゃくな性格でベストセラーというのは読む気がしないので知らなかった。他にも「叱られる力」という本もある。

新人の孫にとって大切なことは「コミュニケーション」と思う。たとえ相手が外人ばかりであっても、それだけになおさら、コミュニケーション力は必要だろうと思う。
研修では毎日、フィンランド人とペアを組むらしく、基本の会話は英語でやり取りするとのこと。
英語だろうが、日本語だろうが、コミュニケーションが大事なのは同じじゃろうとこじつけて、この3冊を贈ることにした。新人にはちょっと早すぎるかもしれないが、ヒントにはなるだろう。

「聞く力」と「叱られる力」を図書館で借りて読んだ。インタビュー記者経験からのエッセイで面白かった。やはりベストセラーは読むべきか。若い人の叱り方が昔より難しいという。叱り方で叱る人物の器がわかり、叱られ方で若い人の成長があると思う。
「話す力」は長い順番待ちなので、書店で購入。阿川氏が前の本を出されたころは60歳近い年だが、裏カバーの写真を見ると超若い(詐欺ではないか)。近刊の「話す力」の写真は、さすがに相応のお顔になっているが、まだお若い雰囲気。彼女がずっと独身だったというのは、一言「もったいない」と思う。還暦で結婚した小林幸子を見習うとあり、結婚願望はあったようだが、男がビビったんだろうか、踏み込む勇気がなかったのか。彼女も臆病になったのかもしれない。たとえダメな男と結婚しても、それでまたベストセラーが書けるぞと思わなかったのかな。「男を見抜く力」なんて。
仲良しの檀ふみ氏も独身のままなのか?こちらも「もったいない」。どちらも親が有名すぎると男も女も臆病になるのかもしれない。

孫には、新しい3冊を買って駄文を添えて贈ろうと思う。
一つでも感ずるところがあり、役に立ってくれると嬉しい。失敗も成功も経験して、成長して戻るのを期待。

阿川氏の「力」シリーズ?には「看る力」という介護の本もあるらしいが、さすがに新卒の若者には不要と思う。



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