花かるた

旅への感慨　

2023年12月14日 ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

「鳥取？」「雪が降るんじゃないの」「寒いよ〜」
最高に楽しかったという宮崎旅行から最近帰ってきたばかり
隣の売り場の小父様が、何気に発した一言。

「えっ？！雪」
「そうだよ〜鳥取は今頃、寒いんじゃないの？」
「瀬戸内海の方はあったかいけど山の向こうは寒いんだよ」

因みにこの小父様は、太っていて運動嫌い。その昔暑い最中
砂丘を歩かされて以来「ひどい目にあった」という意識から
抜けられず、この地の評価が低いのです。


しかるに機内持ち込みサイズの小型スーツケースに最小限の
衣類を詰めていた私。休憩時間にスマホで鳥取の天気を
調べてみた。小さな偏見を差し引いても、ホントだ。

これからの４泊５日の行程全てが、曇り、雨、雪？〜ガーン！
（私は旅のコーディネーターや幹事には全く不向きだ）



不用品処分してしまったので、後は海外旅行用の大型鞄しか
ない。久々の出番だ。厚物を詰め込みながら懐かしくなった。

去る５０才前後の事、憑かれたように、時には年に２度３度
と、海外に脱出していた頃。
飛行機が日本の地面を離れて飛び立つ瞬間のあの
生きてる！解放感。

懸命に働き、生活していたあの頃！今にも溺れそうな気分で
必死に足掻いていた。今思えば容量オーバーで相当に
狂っていた。私って、サイボーグ００９で命のキワでやっと
目覚める００１みたいと、何時も苦笑する。



しかし幾つになっても変わらない（変われない）ものがある。
運命、宿命もその一つか？それがあるとしてだが
人生は平等に、プラマイゼロとはよく聞く言葉。
私の狭い人生の中で知り合い、逝く人、今を生きる人を見て
何やら大いに納得している自分。人生皆平等に楽あり苦あり。



こうして、少し不満に感じた旅先での雪模様のお天気を
引き合いに「強引に」人生感を語ってみました。

今更我が人生や、運命宿命への不満はありません。
雪大好き！お天気を含めて楽しみです。旅立ちは明日。



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