読書日記

『続 窓際のトットちゃん』 読書日記304 

2023年12月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:読書日記


黒柳徹子『続 窓際のトットちゃん』講談社

『窓際のトットちゃん』の続編が42年ぶりに今年の10月3日に発売すると大々的に報道されたが、私の住んでいるような都下の町書店には配本されなかったようで、11月に入ってようやく書店で姿を見た。と思ったら、またすぐに姿を消して(さすがはベストセラーだ)11月も終わる頃にまた姿を現したので意を決して購入。その日のうちに読み終えた。

内容紹介は不要な気もするけれど、以下の通り
【本書の内容】
・東京大空襲の数日後、青森を目指して、ひとり夜行列車に乗ったトットを待ち受けていた試練とは?
・「おめえのジンジョッコ、描いてみろ」。疎開先の学校で、みんなとなかよくなりたいトットが、考えついた方法とは?
・「咲くはわが身のつとめなり」の言葉を胸に、トットが通った女学校や音楽学校の思い出は、映画、オペラ、ラーメン、それから?
・「そのままでいいんです」。NHKの専属女優になりたての、トットが救われた一言とは?
・アルバムからお借りした写真や、いわさきちひろさんの絵もたっぷり。

ついでに著者の言葉も書いておく。
【黒柳徹子さんからのメッセージ】
私は、どう考えても『窓ぎわのトットちゃん』よりおもしろいことは書けない、と思っていました。私の人生でトモエ学園時代ほど、毎日が楽しいことはなかったから。だけど、私のようなものの「それから」を知りたいと思ってくださる方が多いのなら、書いてみようかなと、だんだん思うようになったのです。よし!と思うまで、なんと42年もかかってしまったけど、書きはじめると、笑っちゃうこと、泣いちゃうこと、それから戦争のことも次々に思い出されて……。

世俗のことを穿ってみても仕方無いから疑問に思うだけで別に答えを知りたい訳では無いけれど、それにしても、何故今なのだろうか?
もしかして、ロシア対ウクライナ戦争のせいか?それなら納得できるかも。
(2023年11月27日読了)



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