じゃばのひまつぶし

駆け足山形:鶴岡〜肘折温泉(2泊目) 

2023年10月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし・生活

2日目は、鶴岡市の藤沢周平記念館と致道博物館を見た後、城跡公園を散策していた家内と合流して、緩やかな内川沿いに鶴岡駅へ歩く。好天で気持ちがいい。途中の商店街の店は歯抜け状態だが、元気な店を見るとホッとする。

鶴岡駅で幻の駅弁という「庄内弁」を探すが、もう販売していないという。1年前のネットの情報では古い。駅前のFOODEVERという施設は経営難でがら空き。駅コンビニでおにぎりと菓子パンを買い、藤井聡太8冠を知りスポーツ新聞を買う。今回の旅行では疲れのため新聞もTVも見ない。

鶴岡から新庄まではJR陸羽西線だが、乗り換えの余目から新庄まではトンネル工事のため代行バスの運行。余目の待ち時間にパンとおにぎりで昼食。乗客は数名、観光客は我々夫婦と同年配のご夫婦のみ。うとうとして目覚めると最上川沿いを走っていて、川下りの船が見られた。きれいな景色だが紅葉にはまだ早い。

新庄から肘折温泉までは大蔵村運営のバスで変化の多い山道を走ること約1時間。乗客は数名、観光客は我々のみ。夕方5時前の到着時に、日はもう山に沈んでいた。温泉街は非常に狭い道路で火事の時に消防車が入れるの? チェックイン時に明朝の送迎を頼むが、すでに22名の予約で満杯とのことで帰りも村営バス。

お土産店の閉店が早いというので、とりあえず街を一歩き。家内はこけしが欲しいといい、2,3軒覗く。歩いている間に日が暮れて宵闇モード。宿や店の前に八角形のような提灯が燈り温泉街の風情がちょっと漂う。肘折温泉は家内が楽しみにしていた温泉地、連泊にしなかったのをやや後悔。

朝市は6時から始まり、お土産店も同時に開く。朝は弱い家内だが、朝市となれば起きる。シーズンオフのせいか朝市の規模は小さく、100Mほどの道端に10数名が店開き。野菜や漬物が多く、どの店も似たようなもの。珍しい大福餅があったが、重そうで諦め。家内は生シイタケと奈良漬を買う。車ならもっと買えるのにと勝手なことをいう。前日に見た店でこけしを買う。作り手で価格がかなり違うが、2000円程度の小さいものを買い、満足。
朝市の間に三々五々、通学の児童が集まって来た。学校まで30分位という。たぶん歩くのだろう。駐車場から猿が見送り。

宿のご主人の話では例年の積雪は4M位という。想像もできない高さだが、少ないと心配になるという。この地で生活を作る人のたくましさか。ベストシーズンは冬らしいが、苦手な私には無理だな。



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