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「仔鹿物語」 

2023年09月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1946年/アメリカ〕フロリダの原野を開拓しているバクスター家。力強い父親(グレゴリー・ペック)と、家事をする母親(ジェーン・ワイマン)、そして、11歳の息子のジョディ。ある日、森を歩いていた父親が毒蛇に噛まれてしまう。毒の吸出しには、鹿の肝臓と心臓を、患部に当てるのが最良の方法。父親は、近くにいた母鹿を撃ち殺し、ジョディに内臓を取り出させる。すると、近くには、母鹿を失った子鹿がいた。ジョディは、両親にせがんで、子鹿をペットとして飼い始める。フラッグと名付けられた子鹿は、バクスター家に馴染んでゆく。ところが、成長するにつれ、フラッグは、農作物を荒らすようになる。これ以上フラッグを飼っていては、自分たちの生活が立ち行かなくなると判断した父親は、ジョディに、ある命令を・・・。私が、以前働いていた図書館内で、17年間「映画会ボランティア」をしている事は、何度か書いているのですが、この映画は、その活動の際に、上映した作品です。コロナがピークの頃は、活動ができませんでしたが、昨年から、お客さんの人数を減らしたり、予約制にしたりして、少しずつ活動を再開し、今はもう、そういった制約は全て外し、コロナ前の状態に戻しています。この「仔鹿物語」は、マージョリー・キナン・ローリングス原作の、図書館の映画会にかけるに相応しい作品で、上映は今回が2回目。そして、1回目も、私が当番でした。小学校の時、児童文学で原作を読んでいるのですが、父親が毒蛇に噛まれた時、鹿の心臓と肝臓を傷口に当てるという場面を強烈に覚えていて、映画で再確認できて良かったと思いました。それから、ネタバレになってしまうのですが、農作物を食べてしまう、子鹿のフラッグに困り果てた父親が、息子のジョディに、「お前が飼い始めた鹿だ。お前の手で殺しなさい」という場面で、大きく感想が分かれるのも、興味深い所です。ある人は、「残酷すぎる。 11歳の子に、そんな事、考えられない」という意見。ある人は、「アメリカの開拓時代を生きていくのは厳しい。 それは仕方のない事では」という意見。(私はこちらに近いです)ネットでも、概ね2つの感想で分かれているようです。結局ジョディは、泣きながらフラッグを撃ち殺し、その後、家を飛び出します。そして、3日間、彷徨ったあと、帰ってきた彼は、大きく成長しているのです。どちらが正しいというのではなく、国の違い、年代の違い、など、色々あるでしょう。とてもいい映画..

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