じゃばのひまつぶし

カツ丼で終カツにカツ(隣駅) 

2023年08月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:食べる・飲む

1駅離れた町のそば屋に行った。この小さな町では食べログにも出ている人気店のようだ。もう覚えていない位前に家内とそばを食べに行ったことがある。そば・うどん屋のカツ丼はおいしいというのが自分の思いだったが、中途半端な人気店の場合はそうでもないと知った。

開店直後ですでに10名ほどお客がいた。カツ丼(\1250)を注文。今までで一番高い。ここはそばが有名なのでおそらくメインはそばの客だろう。

出てくるまで結構時間がかかる。出てきたカツ丼はこげ茶色(キツネ色ではない)、カツを煮るのではなく出汁をかけたタイプなのもちょっと期待外れ。

一口食べて塩辛さと焦げっぽい味を感じた。ひょっとして昨日の残り?を二度揚げなんてする?
塩辛いと感じたのは下ごしらえの塩コショウのせいか、煮込まないせいか。カツの厚みと柔らかさはOK。周囲の客はすべてそばメニューだった。

気づいたのはカツに出汁をかけるタイプだとカツの衣のサクサク感は残るが、衣がご飯の上にゴマ塩のように点々と残り、見た目がきれいでない。ご飯にもしみ込まない。煮込むタイプだと衣は出汁の中に混じり、気にならない。衣はしっとりしてご飯にもしみ込んでうまい。サクサクかしっとりか、これは好みの問題か。
残すことは嫌いなので全部食べたが、ご飯を少なめにしてよかった。

もうこの店にカツ丼を食べに来ることはないだろう。地元のそば屋の方が私には合う。地元のそば屋はおばちゃんや働く人が多いいわばこぎれいな大衆食堂で丼ものとそば・うどんの定食を頼む人も多い。しかし、この店はそばが有名で、その有名店のそばを食べにくるおしゃれな若い人向きの店で、カツ丼はあまり出ないのだろう。メニューの一番最後に載っていたし。

「そば屋の人気店、必ずしもカツ丼の名店にあらず、大衆そば・うどん食堂にカツ丼の名店あり」ではないか。単なるカツ丼でもいろいろとあるものだ。食べ歩きはなかなか奥が深い遊びなのかもしれず、はまる人もいるのもわかる。次を探すのも楽しみになった。



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