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「イロイロ ぬくもりの記憶」 

2023年07月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2014年/シンガポール〕1997年。シンガポールで暮らす小学生・ジャールーは、家でも学校でも、問題ばかり起こし、両親は手を焼いていた。母は仕事が忙しい上に、妊娠しており、学校から呼び出しがあっても、すぐに駆け付ける事ができない。思いあぐねた末、フィリピン人のメイド・テレサを雇い、彼女に、ジャールーの世話や、家事一切をさせる事を決める。最初はテレサに反抗していたジャールーだが、彼女の優しさに触れ、次第に心を開いてゆき・・・。一人シンガポール映画祭、第2弾。先日観た、「フォーエバー・フィーバー」が、 ↓https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2023-07-15能天気なダンスコメディだったのに対して、こちらは、シリアスで、重い。最初から最後まで、ずっとピリピリした空気感で、何か、取り返しのつかない事が起こるのではないかという不安が、常に映画全体を覆っている。実際、登場人物たちは、誰も彼もが、様々な理由で身動きの取れない人たちばかり。メイドとして雇われた主人公のテレサは、故国フィリピンに、娘を置いてきたらしく、金が必要なため、やっと得たこの仕事を絶対に手離すことはできない。しかし、雇われた家の息子・ジャールーが問題児なため、彼が、何かしでかして、それをテレサのせいにされるのではないかと、ヒヤヒヤしながら観る。ジャールーの父は、実は仕事をクビになっているのだが、それを妻に言い出せず、困っているし、母は母で、多忙な職場や、クソガキ(あえてそう言う)の息子、そして、妊娠のストレスから、霊感商法のセミナーに出掛けてしまい、まんまと騙されてしまう。本筋とは外れるけど、ちょっと驚く。シンガポールって、法律がめっちゃ厳しくて、道端にゴミも捨てられないんじゃないの?人を1人殺したら、理由の如何を問わず、死刑だと聞いているくらいなのに、霊感商法なんてあるの? って。この教祖、逮捕されるのだけれど、一体、どんな罪になるのか、興味深いところだ。で、この母親、ジャールーが、自分より、テレサに懐いてくると、嫉妬のような感情を抱くようになるのだから、始末が悪い。シンガポール、とても好きになった国だけど、そこで暮らしている人々にだって、当たり前だけど、悩みがあるのね。タイトルの「イロイロ」というのを、私は、「ま、色々あるさ」の「イロイロ」かと思っていたら、テレサの出身地・フィリピンの都市の地名で、「ILOILO」と..

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