サンシャインクリーニング

硯に向かひては、書けないが 

2023年07月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:日々雑感

トーベヤンソンのお話「ムーミン」のエピソードとして
もんしろ蝶をみたら、穏やかな夏。
もんき蝶をみたら、素敵な夏になると知ったのはいつだったか。
それは魔法のように
ファンタジーな気持ちにさせてくれた。

今でももんき蝶を見ると嬉しい。
魔法にかかったままだ。(^▽^)/
人の気持ちというものは、些細なことで、救われる。
希望を持つということは、こんなことかもしれない。

7月が「文」月と言うのも、七夕の行事として、
昔は短冊に文字や歌をつづり、
書道の上達を願ったらしく、そこから文月になったと言う。

諸説があるけれど、風流で、穏やかな気持ちになる。
ゆっくりとした昔の風が流れてくるようだ。

スピッツさんが
南こうせつの「夢一夜」を紹介していて、
とても懐かしかった。私もこの歌の歌詞が大好き。
なんて繊細な女性の気持ちを表しているんだろう!

高校に入った頃だったか?
BGMに「夢一夜」が使われ、小林麻美ちゃんの
出ているCMがあった。お気に入りだったが、
ネットには、記憶のものとは違うバージョン。

私は、何だか連鎖するように憧れた女優のCMも思い出した。
それはナスターシャ・キンスキーが、恋する乙女を演じたワインのCMだ。

BGMに流れる音楽は、与謝野晶子の短歌。
粋だ。ワインと外国俳優とそして短歌の組み合わせ♪

「やわ肌の熱き血潮に触れもみで
    寂しからずや 道を説く君」

道とはものごとの道理らしい。「君」は好きな男性だ。
女性の恋心を率直に表している。

ひとの気も知らないで、
人生のものの道理ばかり言ってる!
じれったい人ねぇ〜こんなに好きなのにぃ〜!
って感じ?(^▽^)/

文語体は、口語体よりも思いが深く感じる。
奥ゆかしくても伝える気持ちは、熱い。

今日はその文月のいわれにちなんで、ちょっと風流に♪



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来音さんへ

ローランサンさん

おはようございます。寝落ち〜若いですね。(^▽^)/
夢中になることがあるってことは、素敵な事です。

私も寝落ち用のラジオをいつも聴いてます。
ポッドキャストいいですね〜。

手紙には、たくさんの時間が文字と文字の間にあります。
それが、ライオンさんが感じる想いになるのでしょう。

7月が何故文月か???と子供の頃から、不思議でした。
でも七夕のお話でそれはいいな〜と感じました。
それに夏のベガ、アルタイルも輝いていますしね。

願いを込めて、字が綺麗になりたいです。

2023/07/08 09:16:41

文月

来音さん

#びっくり。。。寝落ちしてました。


言葉が流暢にでてくる人は羨ましい限りですね。
文字が苦手なわたしでも、今でも文字は好きですね。
もうもらうことはほぼないですが、手紙をもらえて居た頃は
相手の気持ちを想像しながら読むのはうれしかった記憶が...

今月は文学に長けた、ローランさんの月なんですね!(^^♪

2023/07/08 08:58:18

風の鳥さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
自然から感じるものは大きいですね。
何を与えてくれた? 
それは言葉では言い尽くせないほどの感性だと思います。

>山尾三省が大いに参考になります。
私は全く知りませんが、
ちらっとウィキを見ると世界の広い方ですね。
その時、その時で大切な出会いがあると思います。
どうぞ、楽しい時間が過ごせますように。

ひぐらし〜この虫の名前からも感じられる季節感がやっぱり嬉しいですね。私はまだ聞いてないです。
昨日見つけたのは、神様とんぼでした。

2023/07/08 06:50:31

onさんへ

ローランサンさん

おはようございます。

私は今でもずっともんき蝶に憧れています。
幸せの黄色いハンカチを
見つけたような気分になれます。
何ででしょうね?

白色ばかりの金平糖の中で、黄色金平糖を見つけたような気分かしら?
それともonさんも私も
ムーミン谷の住人だったかしら?(*´∀`*)

トーベヤンソン展が大阪であった時、楽しみました。
彼女、一人島で暮らしてましたけど、ちっとも寂しくなんかないって。。きっと彼女の世界の住人がいっぱいそばに居たのでしょうね♪

2023/07/08 06:41:45

TOSHI(トシ)さんへ

ローランサンさん

おはようございます。
もんしろ蝶の写真を
誰かが昨日ギャラリーにあげてくれてましたね。

そうですね。
TOSHI(トシ)さんと蝶の出会いの時がきっとあるでしょうね。

「夢一夜」歌うんですか?キーが高いと思うんですが、高音ボイスなの? あ!そうでしたね。第九歌えるんですよね♪失礼しました。
聞いてみたいですね。

この歌の歌詞とこうせつの声が
とてもマッチしてる気がしますね。
彼の歌の歌詞は本当にいいな〜と思います。

晶子は大阪出身なので、大阪城公園の梅林にいっぱい短歌がぶら下がってますよ。(笑)

2023/07/08 06:36:30

yinanさんへ

ローランサンさん

おはようございます。
晶子は情熱的ですね。
彼女は、大阪出身なので、
女性市民大学のような学ぶ機会があり、
私は修了単位が欲しくてちらっと、講義に参加したことがありました。 

ものすごい創作意欲!その短歌の数は驚くばかりでした。たくさんの子供を抱え、おんぶしながらお風呂を焚きながらも歌を作ったという話を覚えています。

私たちの時代になり、俵万智さんも同じように
不倫から始まる短歌は強烈だなと感じました。
7月6日はサラダ記念日だったようですね。

私は、宮中歌会初めの選者でもあった故河野裕子さんの短歌集を手にした事があります。
主人との40年の恋歌が載っている
「たとえば君」です。

その中から、一句。河野裕子さん 21歳の時のものです。

たとへば君 
 ガサッと落葉すくふやうに
    私をさらつて行つてはくれぬか

とても好きです(^▽^)/

2023/07/08 06:30:52

ローランサンさんへ

風の鳥さん

人生を彩るのは人と自然。ほとんどの喜びや悲しみは人との関係で生まれますが、晩年を迎えた今、自然へ軸足を移そうと意識しています。山尾三省が大いに参考になります。

昨日は初ひぐらしが鳴いていました。

2023/07/08 05:29:46

モンキチョウ

onさん

かつてはモンシロチョウよりモンキチョウに憧れた少年時代があった。
懐かしい思いで。
あれはどうして?

2023/07/08 00:16:14

ローランサンさん

TOSHI(トシ)さん

こんばんわ。
もんしろ蝶、もんき蝶の話はいいですね。
見たくなりましたが、いつかみれるでしょう。その時に。

文月のお話ありがとうございます。
いいですよね。

「夢一夜」僕も歌詞好きですね。
たまに、カラオケで歌います。

与謝野晶子の歌は知っています。
情熱的ですよね。^^

2023/07/07 23:42:18

与謝野晶子

yinanさん

今日は〜!

与謝野晶子は素晴らしい女性でした。

才能とバイタリティに満ちあふれた彼女は、
本能?に導かれるままに、与謝野鉄幹と不倫の関係になり、
妻子を捨てた鉄幹との略奪婚に成功。

その彼女の熱き想いの『みだれ髪』を発行しますが、
その体験を素にした短歌は、
現在でも色あせることはないですね。

「春みじかし 何に不滅の命ぞと ちからある乳を 
手にさぐらせぬ」。

(人生は短いのだからと、自分の張りのある乳房に、
 あなたの手を導く)

2023/07/07 16:14:16

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