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大食いの胃が欲しい!駅弁、海鮮、スイーツ、ラーメン、乳製品〜旅日記A  

2023年06月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:日々雑感

多和田葉子は著書「百年の散歩」で
「振り返ってみても充たされた時間は、
一人知らない土地を彷徨っていた時間ばかりだ。」と書き
作家朝井リョウは、機内誌「翼の王国」に、
「街を歩くと物語が出来る」と綴っていた。

それは、私が味わった旅そのものだと実感する。

誰かとの二人旅なら、それは二人の思い出が
その土地の中で紡がれる。舞台が決まるだけだ。
しかし、一人旅は違う。その土地で
出会った数々のものが自分の物語に変わっていく。

それは土地の人であったり、ホテルでの出会い、
街の催しだったり、看板であったり。
中継地 札幌では、北海道大学側の街に拠点を置いた。
大きな看板が見えた。えっ〜〜!「北大祭」?

着いたその日が最終日だったのはラッキー!
しばしの間、気分は賢い北大生〜で参加した。
記念に100円のパンフレットを購入して読むと
もう少し早かったら、公開講座も聴けただろう。

大学の敷地に広がるたくさんの緑を楽しみながら
ぞろぞろと皆についていけば、農学部が模擬店を
開いていて、ラム肉の串焼きにそそられたが、
夜は札幌ラーメンと決めていたので、我慢した。

ウズベキスタン、バングラディシュ、ネパール、
あのあたりの国の料理が並んでいる。ただ一番目を
惹いたのは早々と店じまいのヒグマ食堂だった。

入り口にあるレストラン&売店で買ったのは
北大リンゴのアップルバイに北大産の蝦夷しば漬け。
そしてノートやファイルを選びながら、
北海道と星との結びつきを考える。

北大祭のファイルに星。JR札幌駅にも
星がちりばめられた時計があり、ビールだって星印。

街には、カレー屋さんが多く、ある店でサマータイムサービスと言う文字を見つけ、
北海道ならではの感覚をそっと味わった。(^▽^)/

さて、目的地までは、現地のホテルの方が
教えてくれたローカルバスの乗り継ぎで行く。

観光目的の人が多く利用する
特急予約バスとは違った土地の人々の風景が見えるだろう。
片道4時間半の北の外れまで。(^▽^)/



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