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のんびり。

「丘の上の本屋さん」 

2023年04月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/イタリア〕イタリアの美しい村にある、小さな古本屋さん。店主のリベロは、やって来るお客さんたちをゆったりと応対している。ある日、店の外で本を眺める移民の少年・エシエンに気付いたリベロが、声を掛けると、少年は、本は好きだけれど、お金を持っていないと言う。リベロは、本は返してくれればいい、と、エシエンにコミックを手渡した。それ以来、エシエンは、毎日のようにやって来ては、リベロが薦める小説を読むようになった。リベロは、エシエンから感想を聞く事が、日課になってゆき・・・。イタリアの美しい村の古本屋さんで、繰り広げられる、店主・リベロと、移民の子・エシエンの友情、そして、近所の常連客や、いちげんさんの物語。正直、あのような商売で、儲けが出ますの?という感じだが(笑)、まぁ、そこは映画。余計な事は言いますまい。リベロが最初にエシエンに貸したのは、「ミッキーマウス」のコミック。そして次が、「ピノキオ」。これは、コミックではなく、小説の方で、返却に来たエシエンが、登場人物の悪者の方に肩入れしたような感想を言うと、リベロが、優しくそれを諭す。もちろん、どんな感想を持とうと、それは自由だけど、難民として暮らしている少年に、正しい道を示しているのかと、勝手に想像。その後は、「星の王子様」、「白鯨」「アンクル・トムの部屋」などなど、エシエンは、次々読んでは、感想をリベロに話す。いいなぁ。私も、子供の頃から、ずっとインドアな子で、本を読むのが好きだった。こんな本屋さんがあったら、読み甲斐があっただろうな、なんて思ったり。ラストは、ユニセフが関わっているらしい終わり方。評価 ★★★☆☆

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