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サンシャインクリーニング
「遠い太鼓」〜3年間の旅
2023年02月26日
テーマ:本を読む
yinanさんの映画ブログは、毎朝の楽しみだが
「遠い太鼓」というタイトルから、作家村上春樹の本を思い出した。
「遠い太鼓に誘われて 私は長い旅に出た 」
「古い外套に身を包み すべてを後に残して」
と言うトルコの古い唄が載っている。
彼は、年を取ることは仕方がないが、何かが達成できずに終わる怖さを感じて旅に出た。
もう、30年も前のお話になると思うが、3年間に渡る
村上夫妻の旅エッセー。
奥さんと一緒に白ワインをがぶ飲みして楽しんでいた。
そして、この旅の中で、
軽い気持ちで書きだした物語は900ページにもおよぶ
「ノルウェイの森」になった。(^^♪
三年間の旅で、村上氏が一番腹を立てていた事は、
イタリアのやる気のない郵便事業。届かない、届けられない郵便だ。
窓口で郵便代を計算してもらっても
四回検算してもらえば、四回とも金額が違い、
受付の係員は、四つの金額のうち、一番好きな金額で支払えばいいという。(*_*)
当然、村上氏は、一番安い金額で支払ったらしいが
家に帰って、自分で計算をすると
それよりも安い金額が正しかったらしい。(^▽^)/
イタリアという国は、すべてがいい加減らしく
奥さんのカバンを盗まれ、飛行機のチケットもクレジットカードも何もかも盗まれたりした。
だが、治安もよく、きちんとしたオートストリアの旅から、イタリアに戻ってきた時にその明るさ、陽気さにホッとする。
なぜか憎めない街、人、もう一度行きたいと思わせる国のようだ。
最後に彼が言う。旅行と言うものは大体疲れるもの。
でも疲れることで初めて身に付く知識もある。
くたびれることで、初めて得る喜びもある。
それが旅を続けてみて知った真実だと。
長い紀行文だけど、最初も面白かったし
今回再読し始めたら、また旅の楽しさが伝わってきた。
彼の小説は読んだことないが、エッセーは大好きだ。
コロナ禍で制限された時を世界中の人が経験しているが
今、どこかで遠い太鼓の音が聞こえ始めているのかもしれない。
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来音さんへ
おはようございます。
ゼロから物を創りだす作業は、苦しさもあるけど
その分、喜びがとてもあってやりがいのある作業ですよね。私も好きですね。
先日、映画「小説家を見つけたなら」という映画を
前にも見てましたが、もう一度見たんです。
ショーンコネリーが小説家役で、色々教えてくれるのですが、まず、感性!自分の気持ちを、指が勝手に動くのを止めちゃいけない!
タイプだったら、打つ!打つ!打ち続ける!
それが大切だと教えてくれました。
その後に、文章の上下の入れ替えとか推敲していく作業になると思いますね。
色々やり方があるけれど、
春樹さんのものすごいこだわりと言うか、
もう〜真っ黒になるまで推敲を重ねる姿に
彼のストイックさを感じますね。
来音さんも音楽をされていて、やっぱり感性って一番大切だと思いませんか?それを磨いていくことじゃないかなって思います。
自分の言葉を見つけるまで。。それを見つけた時の喜び〜最高ですね。あと、自分を信じること!絶対自分は完成させることが出来ると信じることだと春樹さんは書いてましたよ。この「遠い太鼓」でね。
2023/02/27 05:54:13
カサブランカさんへ
フランスでの経験〜ドキドキで向かったのにすごく残念!と言うか、悔しいわね。きっちりお昼取りますよね。
私は、「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!」ってタイトルからいい加減な本で適当に付け焼刃でGo!
最初に思ったのは、英語を話せてもプライドで
フランス語しか話さないのかな?と思っていたんですけど町のいたるところに英語教室のポスターが貼られ
実は、そういうことかな?。。って思いました。
春樹さんはとにかくワイン漬けでしたけど、
どんなテーブルワインでもワインは美味しかった!っていうのが私の思い出ですね。
旅の香り〜素敵な絵葉書だったんでしょうね。
2023/02/27 05:45:45
カサブランカさんへ
おはようございます。
私も春樹さんの小説は全く読まないけど、エッセーは本当に好きです。あと、彼の翻訳本も好きです。レイモンドカーヴァ―のものとか。
もう一度お試ししてみませんか?(^▽^)/
あと、ギリシャもいい加減であったけど、ある種の慎ましさ体温でいえば平熱社会がよかったと。
それと、もし、同じ名前の島があったら。。
カサブランカさんは行きたいですか?
春樹さんは、ギリシャでハルキ島を知ったんです。
ハルキ号に乗って島に向かうと、島中でニワトリが一斉に朝の午前四時前にけたたましく鳴いてうるさかったそうですよ。でもお気に入りだったようです。
2023/02/27 05:43:03
小説家はすごいですね。
何かを創造するのはわたしも大好きで、仕事で特許とかも沢山
出願してきました。プロのミュージシャンも最初は違っても
本職になると突き詰めるのでかなり考えて作っている様子。
私は趣味なので、多少の拘りはありますが、感性の赴くまま。(^^;
単行本の小説。文字だらけ。私には想像できない世界。
自分の歌の歌詞を考えるのすら大変なのに...
そう考えると、小説家はすごいなぁといつも思います。
2023/02/26 21:37:47
ローランサンさん
村上春樹は外国でも人気、私はギウアップしました。日本語も英訳もページが進まない。
私も昔フランスの片田舎を観光して絵葉書を書き、フランス語で日本迄の切手とか航空便とかにわかに暗記して郵便局に行ったら昼休み、、あの私の努力と緊張感は何だったんだろう。。いっきに力が抜けました。公共機関が昼休みとはっと腹も立ちましたが、今はあれがあの国の暮らし方かぁ。。てね。
絵葉書は、パリに戻ってホテルのフロントに郵送をお願いしました、英語でね(笑)。
2023/02/26 18:26:57
TOSHI(トシ)さんへ
おはようございます。
私は春樹さんの小説は、映画の中で楽しみます。
もちろん、ノルウェイの森の映画は好きでした。
映画には、小説をまた噛み砕いる加工があって
私たちにわかりやすいように届けてくれる何かがあると思うですね。
エッセーはReiさんも紹介して下さってますけど
面白い。私は彼と感性がとても合うな〜と勝手に親近感をもってますね。(*´∀`*)
是非、騙されたと思ってチャレンジしてみてね
2023/02/26 07:27:52
ローランサンさん
おはようございます。
村上春樹のエッセイの紹介ありがとうございます。
彼の小説や、映画の「ノルウェイの森」など、
挫折しました。
エッセーは読めそうな気がしました。^^
2023/02/26 07:02:56
Reiさんへ
おはようございます。
Reiさんも毎朝早い方だと思うんですけど、
昨日、ラジオ聞いていたら、毎朝4時起きとか。。
朝早いと一日が自由に使える気がしますね。(^▽^)/
春樹さんの小説は読もうと思わないんですが、
エッセーは彼の素の分が好きですね。
共感するところが多いです。
その「ランゲルハンス島の午後」楽しそうですね。リストに入れておきます。雑文集っていうのも面白いですよ
っていうか、エッセーはかなり面白い!
今日はお出かけでしょうか? エンジョイ(*´∀`*)
2023/02/26 06:52:16
おはようございます
毎朝、早いですね! 私は今日だけですが…(^^;)
村上春樹の「ノルウェイの森」は??でしたが、先日読んだエッセイ集「ランゲルハンス島の午後」は、とても面白かったです。
色々な失敗談も「あるある…」とうなづくことばかり。
意外に親しみやすい人かも、と思いました(^^)
2023/02/26 06:25:22