読書日記

『ひとり旅日和3 運開き!』 読書日記158 

2023年02月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:読書日記

秋川滝美『ひとり旅日和3 運開き!』角川文庫(図書館)

このシリーズの第1巻を買ったのが2月3日で、2冊目を買ったのが翌日で読み終えたのが6日。図書館か借りた本をなんとか読み終えてこの本を借りに行ったのが11日で翌日読了・・4冊目も予約はしてあるが順番が回ってくるのは多分3ヶ月後だ。

例によって広告文から。

グルメ×旅×絶景!人見知りのOL・日和による、ひとり旅大満喫小説!

人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められる。初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げる日和。宇都宮、和歌山、秋田、青森、沖縄と、パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓をうち、満喫していく。

ひとりで暮らす叔母の体調が悪いと聞き、秋田まで様子を見に行くことにした日和はせっかく遠出をするのだからと、母の憧れの地である奥入瀬渓流にも立ち寄ろうと計画する。優柔不断で自分にも自信のなかった日和が人とのふれあいによってひとまわりもふたまわりも成長していくのだった。さらに、想いを寄せる蓮斗との関係にも変化が起こり……。
グルメ×旅×おひとりさま女子に贈る、人生満喫本!

第一話 宇都宮 餃子三昧
第二話 和歌山 マグロ丼とめはり寿司
第三話 奥入瀬 川魚と煎餅汁
第四話 秋田  アカシアの天ぷらそばときりたんぽ鍋
第五話 沖縄  沖縄そばと海ぶどう

日和の旅行は相変わらず「来た、見た,食べた、帰る」の旅だ。で、私は本書で取り上げられている所はすべて行っている。ただ、その中でも例外的な所は宇都宮。栃木県には世界遺産の日光があり、さらに温泉だけでも(北から南へ)那須、湯西川、鬼怒川、日光湯本、喜連川など複数回訪れたところもあるし、県南の足利、県東の益子などなど有名所はほぼさらえ、県名にもなっているのにマイナーな栃木市、宇都宮近辺では大谷資料館にも複数回訪れているほど、日帰りまたは一泊の旅行で行き先の候補としてとりあえず名前のあがる県でもある。が、しかし、宇都宮を訪れたのはたった1回きりで、しかも友人の結婚式に出席の為なので車で行って式場に2時間強ほど滞在しただけである。言い換えれば、本書の日和のように餃子三昧で食べ歩こうとでも考えない限り素通りする所である。

和歌山と言っても本書で日和が行くのは白浜にあるアドベンチャーワールドだけである。飛行機で一本で到着するが、私は紀伊半島を海沿いに那智勝浦、太地、串本、和歌山と車で一周したことがある。何故かアドベンチャーワールドには行ってなくて2015年に開山1200年を祝った高野山に行くついでにようやく訪れた。

奥入瀬渓流はほぼ一日かけて歩いたし、秋田県は妻の故郷でもあり、秋田市には友人が住んでいるのでそれこそ数限りないほどに行っているが、きりたんぽは東京で妻が作ったものを食べるだけであるのだが、初めて日和と同じものを食べたと言える。

沖縄は広い。私の経験(4泊5日)では南西諸島はもとより、本島だけでも半分も見切れない。本書の日和の日程は2泊3日で美ら海水族館の見学が主目的である。ま、私の場合は戦争遺跡と玉泉洞と首里城であったけれど・・。
(2023年2月12日読了)



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