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「美女剣光録」 

2022年12月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1953年/日本〕西南戦争の中、熊本の人々は、家を無くし、難民となり、年寄や、女子供は、ある寺に逃げ込んで、集団生活をする事になった。律(水谷八重子)と、律の弟の嫁・おたか(月丘夢路)も、その中にいた。31歳の独身で、気の強い律は、刀や槍を持ち、いずれ押し入ってくるであろう敵を倒すため、皆を鼓舞していたが、気の弱いおたかは、泣いてばかり。「そんな事でどうする」と、おたかを叱咤する律であったが、ある日、叱られて寺を飛び出したおたかと、彼女を追いかけた律が、敵に捕まってしまい・・・。これは、面白い。ラスト、拍手したいくらい、気持ちが上がったけど、さすがに、そのようなお客さんはいなかったので、心で手を叩くだけに留めた(笑)。女ながら、強く、真っ直ぐな律は、寺で生活する人々のリーダー格となり、皆を纏めている。それに引きかえ、弟嫁のおたかは、ずっとメソメソメソメソして、「自分は弱い、他人とは違うんだ」と言わんばかりに、逆の意味で、別格感を出していて、観ているこちらをイライラさせる。それが、ある事件をきっかけに、変わる。あれだけ弱かった女が、急に、それほど強くなるというのも、変な気がするくらい、変わる。そして、その後がいい。律は、たかに、自分の秘めた恋の話をする。「自分には、将来を言い交した男がいたが、 彼は船乗りとなり、 帰ってこなかった。 あれから13年。 私は31歳になってしまったわ」と、ちょっと自嘲気味に話す。あれほど男勝りの律に、そんな過去があったのかと、律のいじらしい気持ちに泣ける。そして、ラストは、その彼と再会・・・。あぁ、なんて素敵。この映画、京マチ子さんが律役、中村玉緒さんがおたか役で、リメイクされているけれど、私はまだ観た事がない。過去に名画座にかかった事があるというし、いつか、きっと観てみたい。評価 ★★★★☆

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