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敏洋’s 昭和の恋物語り

夏休みの課題 

2022年10月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



夏休みの課題といえば、定番として「読書感想文」でしょう。皆さんには申し訳ないですが、得意中の得意でした。嬉々として書き上げたものです。ただ、好きと上手は別物ですね。というより、先生にと不評だったようで。というのも、わたしの場合は、感想文とうよりも恋文のようなものでしたから。
今年はの夏休みに読んだ本は、いち、にい、……六冊にもなりました。角田光代さんの本を知人から2冊ほどいただきました。そしてもう一人、女性作家(ごめんなさい、名前を失念しちゃいました)の本を1冊。ちょっと息抜きにと、企業小説とでもいうのでしょうか、銀行関係を1冊です。そしてそして、ドストエフスキー作の「罪と罰」上下2巻です。
角田光代さんは、エッセイ集が1冊入っていました。好きじゃないんですよね、正直のところは。でもまあ、せっかくいただいた市と、読んだんです。ところが、これが面白い! 書く人によってこんなにも違うのですね。それでその中に、「久しぶりに罪と罰でも読んでみようか」なんてあったんです。「あ、あなつかしいなあ」なんて気分になっちゃって、読んじゃいました。
でもでもこれが……。読みづらかったですわ、ほんとに。第一に会話文が長いし、しかもロシアの風習とか慣行とか、ちんぷんかんぷんじゃないですか。首をかしげることばかりで、閉口しました。それに、名前ですわ。憶えられないんですよ、聞き慣れない文字列で。登場人物の名前をメモ書きにして、主人公とのつながりなんかも書き足したりして。ところが、略称だったり長ったらしい文字になったりで、もうメモ書きがぐちゃぐちゃですわ。
読み終えた感想としては、さすがに巨匠と称される人の作品は違う、ということでした。続々と登場してくる人物が生き生きと目の前に迫ってきますし、ラスコーリニコフの気持ちの移ろいがしっかりと書き込まれていますしね。共感できたり、「それは違うだろう」と反発してみたり。ですが、ですが、わたしとしては。[エピローグ]という章が、最後にでてきたのですが、「これってほんとにドストエフスキーが書いたの?」と、疑問に思えちゃうんですよ。罪を告白したロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ(これ、ラスコーリニコフの正式名です)の後日談なんですがね。なんだかこの章がくっついているおかげで、三文小説に思えちゃいました。読み込みが足りなかったのかもしれませんが、敬虔な気持ちになっていたわたし、「ガーン!」と斧で頭を殴られた感じでした。「どんなかな?」と思われた方、一度読んでみてくださいな。昔々に読んだ、と言う方、読み直してみませかん?
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