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吾喰楽家の食卓

絶品!メカジキの煮付 

2022年08月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

生のメカジキの切り身が手頃な値段だったので、煮付で食べることにした。
一口にカジキと言っても、メカジキ、マカジキ、バショウカジキ、クロカジキがある。
当地のスーパーで見かけるのは、冷凍のメカジキが多い。
二切れ入りだったが、折角の生だから冷凍保存はせず、両方とも煮付けることにした。

魚の煮付のレシピを調べると色々書いてあるが、同量の酒、醤油、味醂、砂糖に、適量の水を加えれば大過ない。
生姜を加えるのは、魚の臭みを消す為だが、メカジキにも独特の匂いがある。
フライパンに調味料と薄切りした生姜を入れて、煮立ったら魚を入れ、落し蓋をして中火で5分間煮た。
蓋を取り、魚に煮汁を掛けながら、3分間煮詰めて仕上がった。

10年間、単身赴任していた魚津では、魚介類の昆布〆を日常的に食べていた。
冷蔵庫が無い時代の保存食だったそうだが、魚だけでなく、海老や帆立なども使われていた。
中でもサスの昆布〆が最もポピュラーだが、それがカジキと知るのに数年を要した。
因みに、カジキをカジキマグロと表示している店もあるが、マグロの仲間ではない。

夏のメカジキは、脂が余り載っていないのは煮ていて分かったが、期待以上の味だった。
ふんわりとした食感は、火の入り具合が良かっただけでなく、鮮度が良い生の魚だからこそと思っている。
煮る前の匂いは消え、実に上品な味わいだった。
幾ら美味しくても、全部は食べ切れず、薄い方の切り身を残した。

   *****

写真
2022年8月22日(月)の昼餉と夕餉

御礼
「まぐろ問屋直伝のマグロそぼろ」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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