サンシャインクリーニング

一字一会〜何を選ぶの? 

2022年07月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:本を読む

作家 米原万理さんを知ったのは、
読売新聞日曜版のコラムでである。
そのセンスのいいジョークと知性と毒舌と豪快さ
頭の回転良さにぶっ飛ばされた。

かなり著書は読んだが、
今は新しい本を手にすることは出来ない。
「打ちのめされるようなすごい本」という書評本に
闘病の様子も少し書かれているが、癌でお亡くなりになった。

その万理さんに捧げる追悼エッセーを最近読み、
彼女の最後の仕事が、週刊金曜日という雑誌の
「一字一会」というコーナーであると知る。
当時の100人分の一字一会が書かれた本を取寄せ
それぞれの一字とその思いに心を寄せてみた。

万理さんは、たくさんの色を使って「坂」と書いていた。
〜登る時には希望があって、下る時には。勇気がいる〜の説明文と共に

私の好きな谷川俊太郎さんは、
ひらがなの 「し」
漢字にすれば、世界が一気に広がるという。詩人だ〜〜

私もずっと考えていた。
 浮かんだのは、これ!
        「明」
漢字の成り立ちは、窓から月の光が差し込んで明るくなったことが始まりのよう。
へえ〜、
日中の太陽の明かりと、
月の明かりの二つで出来たものだと思っていた。
 
「明日っていうのはね、明るい日って書くんだよ」

私は、言った事さえ覚えていなかったけれど
何年も経ってから
この言葉が力になったと息子が話してくれた。

そうね。。
やっぱり、「明」という字を見ると
心も明るくなって、口角が上がりそう。

明るいナショナル♪。。。心も照らしてね。

人は、光を求めて生きていく。
でも、光にもならないほど
小さな明かり、蛍のともし火だって。。
暗ければ暗いほど 希望の明かりになるのかな。

ちょっと笑顔になれそうな字
     明 を選んでみました。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

一景一撮

ごんぼうさん

珈琲マグを手に・・

自然界には一つとして同じ景はない。

私がライフワークとしている「明け方の情景/陽の出撮り」に於いての事です。
依って 私はその一瞬を「一景一撮」をしています。


「暗闇での僅かなる灯り」
 有難いですね・・

これは人生において 言える言葉ですが、
長く活きてると わかってきますね・・

明日より明後日 明後日より明々後日・・に希望を!

2022/07/23 08:23:29

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ