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吾喰楽家の食卓

迎え火の日の食卓 

2022年07月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

生家では、お彼岸やお盆を、正月と同じように年中行事として、行っていた。
両親は、特に信仰心に篤いわけではなく、単に昔からの習慣を踏襲してきたように見えた。
もっとも、今の時代なら、熱心な仏教徒と言えるかもかもしれない。
私も信仰心に篤いわけではないが、正月、お彼岸、お盆、祥月命日には、墓参りを心掛けていたけど、コロナ禍で頻度は少し減った。

今年のお盆は、自宅で過ごすことにした。
昨日の午前中は、炊事、洗濯、買物と、いつもと同じように過ごした。
昼餉が済んでから、仏壇と部屋の掃除をして、迎え火に備えた。
従来から大した飾り物はしないが、今年は花を多くしたら、それらしくなった。

「迎え火は早く、送り火は遅く」は、父の常套句だった。
馬と牛の飾り物は、瓜(胡瓜)で作った馬で早く来て、茄子で作った牛でゆっくり帰る意味がある。
近年は、藁で作った市販の馬と牛で代用している。
午後4時、シャワーを浴びて身を清め、迎え火を済ませてから、夕餉の支度を始めた。

夕餉は、手作りの献立を多くして仏壇に供えることにした。
びん長マグロの和風カルパッチョ、茄子の丸焼、笹蒲鉾、小松菜の胡麻和えの四品を用意した。
茄子の丸焼は、食が細くなった妻に、お代わりを要求された思い出があり。お盆には欠かせない料理になった。
おろし生姜と生醤油を掛けて頬張ると、焦げた香が口中に広がり、実に美味しい。

   *****

写真
2022年7月13日(水)の昼餉と夕餉

御礼
「緑内障と白内障」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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