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のんびり。

「大阪町人」 

2022年06月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1942年/日本〕大阪の豪商・天野屋利兵衛(羅門光三郎)は、妻や、幼い息子、使用人たちと幸せに暮らしていた。そんなある日、利兵衛は、大石内蔵助から、武器の調達を依頼され、それを請け負う。ところが、奉行所にそれがばれ、捕らえられて、「依頼主の名を言え」と、激しい拷問にかけられる。頑として口を割らない利兵衛に、奉行所は、彼を妻をも連れて来させて、説得させるが・・・。80年前の大映の映画。「天野屋利兵衛は男でござる」という決め台詞で有名な、忠臣蔵のスピンオフ、といった作品で、武器を調達した、商人・天野屋利兵衛の、実直な性格を描いた佳作。なにせ利兵衛は、武器調達の嫌疑をかけられ、拷問を受けるも、黙秘を貫く。その理由は、「商人たるもの、依頼主との信頼関係こそが命。 守秘義務は死んでも守る」というもの。現代の、何でもかんでもyoutubeで暴露するような時代からすると、これぞ人間の鑑。(いや、現代は現代で楽しいが(笑))さらに、利兵衛の妻も、妻の鑑。彼女は、奉行所に脅されながらも、「夫の商売に、妻の口出しはご法度。 奥に引き込んでいるわたくしに、 何を知っている事がございましょう」と、言い通す。実は、妻は本当の事を知っている。利兵衛は、決して妻に何かを話したわけではないが、利口な彼女は、そんな事はお見通しなのだ。この映画は、今年で4回目を迎えた、「浪曲映画祭」で上映された1本で、映画上映の後、浪曲が披露されるというイベントです。浪曲の演目は、「天野屋利兵衛」。浪曲師は、天中軒雲月さん、そして、三味線は、沢村美舟さん。浪曲では、映画では描かれていなかった、利兵衛の息子への拷問が語られ、ちょっと驚きました。奉行所は、利兵衛の口を割らせるために、彼の幼い息子を、彼の目の前で、火責めにするという、酷い話で。私は浪曲は、昨年の「第3回浪曲映画祭」の時に、「雲右衛門とその妻」の後に披露されたのを聞いた、 ↓https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2021-06-292回だけで、(ブログには書いていない)全くの素人なのですが、映画の後なので、ストーリーも分かり易く、楽しめました。評価 ★★★★☆

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