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「君を想い、バスに乗る」 

2022年06月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/イギリス〕90歳のトム(ティモシー・スポール)は、最愛の妻・メアリーを亡くし、失意のどん底にいる。トムは、高齢者用のフリーパスを使い、路線バスを乗り継いで、旅に出る事を決意する。行先は、メアリーとの恋が始まった場所、「ランズエンド」。自宅からは1,350キロも離れている。かくして、トムは出発したが、道中、様々な出来事に遭遇し・・・。90歳の老人・トムが、妻との思い出の場所に向かって、1,350キロの道のりを旅する物語なのだけれど、地図で計測してみたら、日本なら、直線距離で、青森から鹿児島までという、大変な長さ。90歳が、路線バスだけでそれを実行するとは、いかに大変か、想像できる。あぁ、面白いな、と思ったのは、このトムさん、スマホというものを持っておらず、っていうか、その存在さえ知らないような感じで、俗世間の喧騒とはかけ離れた、我が道を行くという様子なところ。途中、良い事、悪い事、それはもう、様々な事があり、それでも、なんとか乗り越えて、目的地まで、少しずつ、歩を進めるのだけれど、実は、そんな彼の事が、ネットで拡散され、みんなが彼を見守っている。しかし、トムさん自身は、そんな事は露知らず、目的地「ランズエンド」で大勢の人が詰めかけているのを見て、きょとんとしているのが面白い。映画の演出は、動画拡散の場面は、最小限に抑えられているので、「ランズエンド」の場面では、観客も、驚けるようになっている。トムさんは、旅の途中で、度々、メアリーとの愛の日々を思い出す。楽しかった事、辛かった事・・・人には人の数だけ物語があり、その人の人生においては、誰もが主人公・・・私が90歳になったら、どんな風に人生を振り返るのだろうと思ったり。バスの中で、最悪の酔っ払いが、女性に絡み始め、トムさんが、それを注意したら、その酔っ払い、今度はトムさんに矛先を向ける、という場面があった。最初は、事の成り行きを黙って見ていた、他の乗客たちだけど、トムさんの勇気に触発され、最後は、一致団結して、「バスから降りろ!」「そうだそうだ!」の大合唱。酔っ払いは、降りるしかなかった。(その動画は、全世界に拡散された(笑))紳士の国、イギリスにも、ああいう輩がいるんだなぁと思ったし、トムさんや女性に怪我がなくて良かった。みんなが嫌な思いをせずに暮らせたらいいのに。評価 ★★★★☆

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