メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

寄居町の再開発(その2) 

2022年05月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

造り酒屋の跡地に銀行とスーパーなどが出来たのは、実質的な再開発のスタートと言っても良いのだろう。
その事で、T字路だった寄居駅入口が、十字路になった。
同じ頃、県道の歩道は、段差が緩いスロープに変えて、バリアフリー化が進んだ。
昨年7月には、駅南口にラウンドアバウト(環状交差点)が完成した。

ランドアバウトは、円状の中央島の周囲を、時計回りに周回する交差点で、駅前としては全国的にも珍しいとか。
交差点には信号がなく、歩行者は優先とはいえ、横断歩道を渡らないといけない。
車は進入時の合図は不要で、出るときだけ左側のウインカーを点灯すれば良い。
とはいえ、交差点内を走行している車が優先なので、他の車が走っていれば通過してから進入する必要がある。

現在、拡幅工事を進めている狭い方の駅入口を、駅を背に正喜橋へ向かって歩いた。
信号がある県道まで、既に歩道と車道の区切りが敷設されていた。
また、周囲には施設や広場を作るスペースが確保され、路地を生かした散策ルートも出来るらしい。
県道に面して右角は電器店と本屋、左角に理髪店と旅館があったが、工事に先立ち既に解体されている。

工事が終われば、クランクで正喜橋へ向かっていた道が直線になり、交差点は十字路に変る。
理髪店は大分前に廃業していたが、残った建物は大正ロマンを感じさせ、外壁にはツタが絡まっていた。
創業明治8年の旅館は、営業を続けていた。
同じく現役だった電器店と本屋を含め、それぞれのオーナーが、町の再開発に協力してくれたから計画が進行した。

続く

   *****

写真
2022年5月11日(水)撮影:拡幅工事中の道(駅側・県道側)

御礼
「辣韭の季節」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ