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のんびり。
「誘拐報道」
2022年05月07日
テーマ:テーマ無し
〔1982年/日本〕大阪・豊中市の、小学校一年生・三田村英之が何者かに誘拐され、父で小児科医の三田村昇に、三千万円の身代金を要求する電話がかかってくる。警察は、マスコミ各社に「報道協定」の要請、解決まで、事件を公表をしないよう、自粛を求めた。英之を誘拐したのは、古谷数男(萩原健一)。古谷は、喫茶店の経営に失敗し、多額の借金を負っているため、切羽詰まり、誘拐を思い付いたのだ。ところが、誘拐した英之が、自分の娘・香織と一番の仲良しだと知り・・・。これは、1980年に実際に起こった誘拐事件をもとに、作られた映画だそうだ。犯人探しのサスペンスではなく、犯人の焦燥、被害者家族の慟哭、警察と新聞社の攻防が、緊迫感を持って描かれる。それにしても、自分が、喫茶店の経営に失敗したんだかなんだか知らないが、安直に、他人の子供を誘拐するとは、そんな酷い話があるものか。半狂乱になって、息子の安否を尋ねる母・秋吉久美子の気持ちが、痛いほど伝わってくる。萩原健一演じる犯人・古谷の計画は、杜撰すぎて、大変なダメっぷり。「電話で十分に脅せば、警察には通報しないだろう」という、その見通しの甘さは一体どこからくるのか。さらに、金の受け渡し方法も、行き当たりばったり。ケータイのない、この時代、公衆電話だけが頼りなのに、10円玉も十分に用意していないなど、全てが無計画。しかも、ラスト、英之ちゃんは助かったからホッとできるけれど、実は古谷は、途中、何度も、英之ちゃんを真冬の海に放り込んで、殺そうとしている。その度に、何らかの邪魔が入り、断念するのだけれど、それは、たまたまそうなっただけで、古谷の殺意は明らかじゃないか。あまりに酷すぎる。なかなか面白い映画だけど、萩原健一と、妻役の、小柳ルミ子が、妙に「男と女」の雰囲気になるのは、必要のないシーンなように思えたし、それから、夫婦の娘の入浴シーンが、とにかく無駄に長く、全く必要のない場面だった。今見ると、本当に気持ちが悪い。どんな犯罪も「割に合う・合わない」なんて言葉を使ってはいけないと思うけど、特に誘拐ほど、「割に合わない」事はないと聞く。成功した例は、ほぼ無いともいうし。そういえば、最近は、身代金目的の誘拐事件って、あまり聞かない。「割に合わない」という情報が、浸透してきたからだろうか。評価 ★★★☆☆
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