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吾喰楽家の食卓

蜃気楼と真鯛の酒蒸し 

2022年05月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

蜃気楼ロードとは、魚津市の富山湾沿いを通る道路の通称である。
魚津駅から海岸へ向かうと、蜃気楼ロード沿いに「埋没林博物館」がある。
その海側にある「海の駅 蜃気楼」の駐車場は、蜃気楼を見る絶好の場所だ。
博物館は埋没林を展示しているだけでなく、蜃気楼を観測しているが、発生すると電子メールで教えてくれる。

4月から5月に掛けては蜃気楼の旬で、子供の日の昨日も発生した。
7時30分(発生規模Dランク)、12時30分(同Cランク)、13時30分(同Bランク)と、発生状況を知らせてくれた。
Cランクになると肉眼でも変化が明瞭に見え、Bランクだと「素晴らしい!」の一言である。
魚津で産ませ育った当時40歳くらいの同僚は、蜃気楼を見たことが無いと言っていたから、簡単に見られるものではないようだ。

蜃気楼が発生したニュースに触れたことで、魚津で覚えた海の幸の美味しさが蘇って来た。
行きつけの割烹で食べた、真鯛の酒蒸しの味は、四半世紀以上が経っても鮮明に覚えている。
昨夜の酒蒸しは、それに及ばないかもしれないが、食べ始めたら箸が止まらなくなった。
他の副菜には目も触れず、晩酌も控え目に、真鯛を完食した。

   *****

写真
2022年5月5日(木)の昼餉と夕餉

御礼
「安くて・美味しくて・簡単に」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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