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◆テスカトリポカ◆ 

2022年04月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

テスカトリポカ (角川書店単行本)作者: 佐藤 究出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2021/02/19メディア: Kindle版『第165回 直木三十五賞 受賞』『第34回  山本周五郎賞 受賞』このダブル受賞は、17年ぶり、2度目の快挙だという。(ちなみに初のダブル受賞は、 熊谷達也さんの「邂逅の森」でした。 ↓ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2017-01-03 こちらも傑作です)こういう凄い本を読むと、自分は小説家になるのは、とても無理だな、と痛感する。(そもそも、なれるとも思っていないが(笑))。著者の佐藤究さんは、日本人・・・なのよね?メキシコや、インドネシアの、裏社会を、なぜこんなに深く描けるのか、アステカの神話に詳しい、というより、メキシコの老女の気持ちそのものになりきって、その深い信仰心をなぜここまで、強く描けるのか、凄いとしか、言いようがない。(もちろん、参考資料があるのは、 巻末の一覧で分かるけれど、それにしても)メキシコでは泣く子も黙る、麻薬王の男が、長い逃亡の末、日本にやってくる。彼は、日本人の屈強な男たちを、「メキシコ式」の教育で、殺し屋として育てる。この「メキシコ式」というのが肝だ。想像を絶する。日本のヤクザとは、レベルが違い過ぎる。全編、犯罪だけの本。詳しい事は書けないけれど、一人でも多くのかたに読んでいただいて、この世界観を味わってほしいと思います。

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