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雲っち

ワイルド・ウェスト(無法の国) 

2021年11月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:今日このごろ

最近のアメリカ感です。

アメリカのお店では、昔から店員が万引きした人を止める行為を禁止しています。理由はそれで店員やお客さんに傷害が起こると、盗品の何百倍の金額がかかる裁判になるからです。

それがもう当たり前になって店の盗難は日常茶飯事で、警察がいちいち捜査出来る数ではなくなります。大抵は個人が商品を掴み、そのまま当たり前のように歩き去るケースですが、最近のニュースはでそれが集団化しています。

一週間ほど立て続けにサンフランシスコ地区の宝石店やブランド店20軒以上が10人とか30人とかのグループによる盗難に遭っているそうです。

その中でも驚いたのはは11月20夜、営業中のデパートに十数台の車が止まり、80人位が一気に店に押し入り、ありたけの物を掴んで逃走したそう。警察が来た時には殆ど逃げていて、遅れた3人が逮捕されました。

80人も関わる計画犯罪はたぶんギャング組織で、逮捕されたのが組員なら彼らからは他の情報は得られなく、捜査はセキュリティカメラに頼るのかな。

こういう事件は直ぐに真似されて、もう他の州の都市にも広がっているようです。何処の市長もこういう無法者がはびこる社会は許されないとか会見していますが、近年の警察予算削減でこういう事件を捜査する警察官の数は限られているはず。それに相変わらず拳銃による殺人事件も増えているとか。

私の住む田舎町では集団強盗はありませんが、万引きには警察は手を出さなく、どの店でもかなりの損害額になっているようです。

画像はニュース記事から



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