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「籠の中の乙女」 

2021年11月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2009年/ギリシャ〕ギリシャ郊外にある、裕福そうな家庭。父親、母親、長女、長男、次女の5人が暮らしている。しかし、この家は普通ではなかった。父親の絶対的な支配の元、子どもたちは、「外の世界は汚い」と教えられ、生まれてから一度も、門の外に出た事がないのだ。長男が思春期に入ると、父親は、性欲処理のため、外から、クリスティナという女を連れてきた。ある時、クリスティナが持っていたビデオテープを手にいれた長女は、生まれて初めて外の世界を見て、大きなショックを受け・・・。カンヌ映画祭の、「ある視点」部門でグランプリを受賞した映画だというけれど、確かに、「ある視点」だな。すごく興味深い。人間を、生まれた時から、外界から切り離し、親が決めたルールだけで育てたら、一体どうなるのか、架空の話とはいえ、実験的なテーマだと思う。星新一さんのショートショートでも、一人の少女を、そんな風に育てるという作品があったけれど、星さんの物語が、幻想的だったのに対して、こちらは、現実的で、映像は決して美しくはない。ところで、クリスティナが、長女に渡したビデオ2本、その内容が見られるシーンはなかったけど、会話から、明らかに、「ロッキー」と「ジョーズ」だと分かる(笑)。一度も外に出た事のない大人が、いきなり「ロッキー」だの「ジョーズ」だのを観たら、それは驚くよね(笑)。評価 ★★★☆☆

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