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のんびり。

「屋根の上に吹く風は」 

2021年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/日本〕試写会で観た。鳥取県にある、「新田サドベリースクール」の様子を撮影した、ドキュメンタリー映画。2014年に開校した、この学校は、いわゆる、世間でいうところの授業は行われず、子供が、その日「やりたい」と思う事をさせている。スタッフと呼ばれる大人はいるけれど、運営や、ルール作りなども、全て子供たちに考えさせる。このような「学校」について、諸手を挙げて応援する!自由万歳!感動した!という風にはなれなかったけれど、中々興味深い内容ではあった。子供たちは、自由で、一日、何をしてもいい、と言われている。そして、屋根に上ったり、ゲームをしたり、好きにやっているのだけれど、けれど、いつしか、「退屈」だと言い始める。来たばかりの頃は、楽しかったけど、やる事が決まっていない事に飽きた、と。そして、勉強を始めたり、古い店を借りて、カフェの真似事を始めたり。うん、やっぱり、人って、健康なら、何かせずにはいられないのよね。まして、子供だもの、パワーが有り余っているはずだし。この「学校」は、国が学校として認可していないため、公共交通機関の学割などは使えない。そして、子供たちは、近所の小中学校に学籍があるため、小中学校側から見たら、「登校してこない子」と見なされるようだ。まぁ、それは、仕方がないのかなぁ、とも思う。日本中の学校が、この学校のようになってしまったら、どうなるの?という思いがある。やっぱり生きていれば、やりたくなくても、やらねばならない事があるのを知るのも、学校での学びの一つかなぁ、とも思うし。それに、どんなに自由な空間だとしても、人が2人以上集まれば、そこには必ず、人間関係という、人生で一番厄介な問題にぶち当たる。それは、どこにいても、どんな状況でも同じ。映画のラスト、一人の子が、有名私立中学に受かって、この学校を卒業していった。そのナレーションは、なんだか誇らしげで、なぁんだ、何だかんだいっても、やっぱりいい学校に入ってこそ、という価値観は、俗世間と同じ、と思ったりもして。評価 ★★★☆☆

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