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吾喰楽家の食卓

出したものは全て食べる 

2021年09月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

中日スポーツが配信している、【北の富士コラム】を興味深く読んでいる。
今朝、配信されたコラムに、「相撲取りは出されたものは必ず全部食べろ、残すなら初めから手を付けるな」とあった。
北の富士が、亡くなった栃光に言われた言葉で、今でも守っているそうだ。
これは、何も相撲取りに限ったことではなく、私も幼い頃に母から同じことを言われ、70年以上も実践している。

数年前、先代の圓歌さんと付き合いがあった兄に誘われ、師匠の告別式に参列した。
多分、500人程だったと思うが、全員の焼香が済み、式は終盤に近づいた頃、係員の先導で、元横綱の北の富士が祭壇へ向かった。
普通だったら在り得ないタイミングだが、遅れて来た大物故の配慮なのだろう。
直接見る北の富士の姿は、何とも言えないオーラを発していたのを思い出した。

吾喰楽家の食卓も同様で、並べた料理は原則として、残さず食べることにしている。
ところが、お代わりや追加が増えていたのが、食べ過ぎの元凶なのだろう。
定量の料理でも、器や盛り方を工夫することで、満足感を得られるのではないかと考えている。
どの程度できているか分からないが、昨日の食卓も、それを意識した。

朝餉は、相変わらずパン食で、フォカッチャを食べた。
昼餉は、蒸した太麺を使って、具沢山のソース焼きそばを作った。
夕餉は、鶏味噌鍋と残り物のローストビーフを用意した。
残り物整理だから、肉ばかりで魚が無いけど、量的には上手く行った。

   *****

写真
2021年9月24日(金)の昼餉と夕餉

御礼
「腹八分の効能を再認識」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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