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「マイ・ダディ」 

2021年08月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/日本〕教会の神父・御堂一男(ムロツヨシ)は、8年前に、妻を亡くし、今は、高校生の娘・ひかり(中田乃愛)と二人暮らし。ひかりは、性格も良く、文句を言いながらも一男の仕事を手伝ってくれる。妻はいないけど、そこそこいい人生と思っていた。ところが、ある日、ひかりが倒れ、検査の結果、急性骨髄性白血病と診断される。父親の自分の骨髄の型が合えば、と、一男は検査をするが、すると、驚くべき事実が判明する。なんと、一男とひかりの間には、血縁関係がないという結果が出たのだ。生まれた時の状況から考えて、赤ちゃんを取り違えたという事は、絶対に無い。では妻が不貞を働いていたというのか。それも信じられない。一男は混乱し・・・。試写会で観た。妻を交通事故で亡くし、以来、男手一つで娘を育ててきた神父・一男。当然の病が娘を襲い、さらに、自分と娘に血縁関係がないと知り、愕然とする。そうなると、妻が過去に不倫?と普通なら考えてしまうけど、そうではなく、ネタばれになるので説明はしないけど、妻も、娘は夫の子供だと信じ切っていたのだ。そんな事ある?と思われると思うけど、そのあたり、物語は上手く描かれているので、違和感はない。血縁関係がないと分かったけれど、そんな事で親子の絆は切れたりはしない。一男は、娘の父親を、興信所を使って調べる。実の父親なら、骨髄の型が合う可能性が高い。なんとかして探さねば、と、彼は必死だ。劇場内では、泣いている方も多く見受けられた。今回の試写会は、ジャパンプレミアという事で、出演者の皆様の舞台挨拶があった。ムロツヨシさん、奈緒さん、中田乃愛さん、毎熊克哉さん、永野宗典さん、寺岡呼人さん、そして、金井純一監督。ムロツヨシさんは、「自分には子供はいないけれど、 乃愛ちゃんが我が子のように思えて、 父になったような気持ちだ」と話されていた。難病ものではあるけれど、決して暗くはない。とても希望のある物語なので、多くの方が楽しめると思います。評価 ★★★★☆

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