メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

のんびり。

「孤狼の血 LEVEL2」 

2021年08月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/日本〕広島県呉原市。広島大学卒のエリート刑事・日岡(松坂桃李)は、暴力団「尾谷組」と「広島仁正会」の抗争を終結させ、今や、警察と暴力団の両方から、一目置かれる存在となっていた。なんとか平和な日々が守られているある日、「広島仁正会」の構成員・上林(鈴木亮平)が服役を終えて、出所してくる。上林は、目的の為なら手段を選ばない、圧倒的な「悪」であり、呉原市の危うい均衡は、たちまち崩れ始める。日岡は、上林の動向を探るべく、スパイとして、韓国籍のチンピラ・チンタ(村上虹郎)を送り込むが・・・。試写会で観た。シリーズ2作目。 ↓https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2019-09-14映画の持つ、あまりのパワーに圧倒される。スクリーンに釘付けになった139分。鈴木亮平くん演じる上林は、モンスターとしか言いようのない、この上ない危険人物で、彼の中に、人の情とか、優しさとか、そういった感情は存在しない。彼の殺しのグロさには、何度も目を背ける。彼の行動には、修羅場をくぐり抜けてきたはずの、ヤクザの幹部たちも怖じ気づき、そして、上村は、そんな幹部たちにも、牙を向ける事に躊躇しない。上林にしてみたら、自分が服役している間に、手打ちをし、腑抜けのようになってしまった幹部たちは、最早、苛立ちの原因となる存在でしかないのだ。この映画の面白いところは、上林が、なぜそのような残虐極まりない人間に成り果てたのか、彼の幼少期まで描かれている所だ。それは、辛く、悲惨な、彼の人生を決定づけた生い立ちで、フィクションとはいえ、心が痛い。いや、これをフィクションだと捉えていいのか、とも思う。毎日のニュースを見ていると、似たような話は、今でも、そこら中に転がっている。「全ての子供に愛と慈しみ」を、なんて、陳腐で臭い言い方だけど、そう願わずにはいられない。日岡がスパイとして送り込んだ、村上虹郎くん演じるチンタの運命がまた、あまりに壮絶で、そして哀しい。彼はスパイである事を、上林に疑われている。で、無理難題を吹っ掛けられるんだけど、疑われないようにと、どんな怖ろしい事も断らない、断れない。あぁ、他にも色々あるけど、原稿用紙が終わりそうなので、ここまで。面白かった。評価 ★★★★★

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ