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「43年後のアイ・ラヴ・ユー」 

2021年01月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/アメリカ・スペイン〕元演劇評論家のクロード(ブルース・ダーン)は、老後生活を楽しんでいる70歳。妻は数年前に亡くなっている。ある日、クロードは、結婚前に深く愛し合っていた、人気舞台女優のリリィ(カロリーヌ・シロル)が、アルツハイマー型認知症で、現在、施設に入っている事をニュースで知る。もう一度リリィに会いたい、過去を思い出してほしいと考えたクロードは、彼女の入る施設に、自分もアルツハイマーのフリをして、入所することに成功。毎日、リリィと接しては、様々なアプローチをするクロードだったが、彼女はもう、彼を見えも、何も感じない。クロードは、高校生の孫娘に事実を打ち明け、ある作戦を決行することに・・・。試写会で観た。ラスト20分、泣きました。切なく、美しく、自然に涙が溢れてきました。物語全体は、コミカルで、お気楽。しかも、89分と短いので、大きなトラブルもなく、お話がどんどん進む。こんな新コロな状況の中では、映画は短い方がいいかも、と思っていたところだったので、この作品は、まさにうってつけというわけで。一般的によく聞く話としては、年を重ねられたかたが、自分の年齢を認められず、周囲が困り果てる、というのが多いような気がするけど、この映画はその逆。なにせ、主人公のクロードさん、全くボケていないのに、わざわざアルツハイマーのフリをして、施設に入るというのだから、面白い。そこには、かつての恋人・リリィがいる。彼女の事をとても好きだったけど、事情があって、一緒になる事はできなかった。亡くなった妻を愛してはいたし、娘も、孫も、とても大切だけど、やはりリリィは特別な存在。実際、そういう事ってあるのでしょうね。誰もが、生涯で愛した、たった一人の人と結婚できれば、それがベストなのだろうけど、意外とそうでない人も多い、という話も聞く。逆に、深く愛し合ったつもりで結婚しても、離婚してしまう場合もあるわけだし、それも人生、これも人生。ブルース・ダーンの、お爺ちゃんっぷりは、魅力的で、知的で、とてもチャーミング。そして、カロリーヌ・シロルも、認知症ながら、品格を保つ、美しいお婆さんだった。評価 ★★★★☆

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