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たかが一人、されど一人

山歩き考 

2020年12月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 テレビが年末編成になっているので普段見ていた番組が無くなりつまらなくなってしまった。昨晩NHK夜7時のニュースが終わって、番組を探したところ、BSフジで7時から特別番組で百名山関連の番組があったので切り替えると、途中からではあったが南アルプス縦走の番組。(番組名など詳細はわからない)兎も角、まだ若い青年3人、と言っても全員プロの登山家が、4日間掛けて千枚岳から聖岳コースをテント泊しながら縦走した記録。撮影は昨年8月はじめに行われたようだ。たまたまこのコースは、2013年の7月29日から8月3日にかけて縦走した思い出があるので非常に懐かしく1時間20分ほど見入ってしまった。自分の記録を確認すると、山歩きを始めたのが2004年9月となっている。この時は全て動力を利用して黒部峡谷を渡り、立山山麓の室堂平からすぐ近くの浄土山と言う山に登っただけだったが、この時見た景観の素晴らしさに惹かれて山歩きにはまってしまった。以来山の名前と日付だけの記録を残しているが、今年で150回を超えてしまった。2013年頃が山歩きを始めて10年目くらいだから病膏肓に入った最盛期であったのだろうが、73歳の老人一人旅には少し荷が重すぎた山行だったとの記憶が残っている。当時の記録には次のように記している。「総体的に登山道は厳しい。崩落の激しいザレ場も多いし、急こう配で険しい岩場が続く場所も多々ある。特に厳しく感じたのは兎岳から聖岳への急降下、荒川三山の稜線の岩場はストックを格納して四つん這いで進んだ。悪沢の名前がよく分かる。どこの山でも同じであろうが、天気の急変で霧が巻いてルートを見失う危険が多々ある。自分もしばしば遭遇したが、登山道と林道、更にけもの道が所々で交差している。」下記からの抜粋https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-328801.html上記ヤマレコサイトには写真も100枚も上げてあるが、今日改めて見ると昨晩の番組で観た映像とは雲泥の差があるかもしれぬが、同じ道をたどったことだけははっきり分かる。それにしても昨夜の映像で見たプロ3人の足取りの軽いこと、途中で立ち止まり高山植物に詳しい一人が仲間に説明をする余裕の有り様。プロとアマの差で致し方がないとは知りつつも、改めて俺の山歩きは何だったのだろうとの疑問が湧いてくる。疑問を感じても仕方がないが今にして思うと、苦しみの後で得る一瞬の喜び、即ち山頂からの景観。初めてであれ、二度目であれ、それを体験できる自分の健康に酔っていたような気がする。

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