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「豹(ジャガー)は走った」 

2020年06月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1970年/日本〕警視庁の警部・戸田登(加山雄三)は、ある日、上司から呼び出され、「今日を以て、警察を辞めてくれ」言われる。東南アジア・南ネシア共和国のジャカール大統領が、日本を経由して、アメリカに亡命する。大統領は、暗殺者に命を狙われているので、戸田に阻止してほしい、という命令なのだ。一方、N物産は、裏で、南ネシア共和国の革命軍と通じており、大統領を殺せば、武器の取引をするという密約を交わしていた。かくして、N物産は、世界を股にかけるスナイパー・九条輝彦(田宮二郎)を雇い、大統領暗殺を企てる。戸田と九条。勝つのはどちらか・・・。大変に見応えのある映画。加山雄三と、田宮二郎。2人のイケメン俳優の緊迫した攻防に、手に汗握る思い。警部の加山さんは、ある日、突然、解雇を言い渡される。それは、警察組織の性質上、犯罪を犯す前の人間は、殺す事ができないため、警察の肩書を外して、大統領を狙っていると思われる人物は殺していい、という理由なのだ。一方の田宮さんは、腕利きの殺し屋。いわば、ゴルゴ13のような役。この2人の配役が、とにかく合っている。よく、映画を観ていて、「この2人の役柄を入れ替えても、映画は成立するな」と思う事がよくある。むしろ、その方が多いと言っていいかもしれない。でも、この映画は、絶対、入れ替えないほうがいい。オリンピックにも出たという射撃の名手で、真面目な警察官の加山さんと、野卑でクール、仕事の合間に、一夜の女性と遊ぶ暗殺者の田宮さん。どちらの役も、似合いすぎ。そして、2人とも、狙撃の腕は、五分と五分。獲物を狙う田宮さん、それを阻止する加山さん。ネオンの下で、ホテルルームに向かって銃を撃つ場面など、ドキドキが止まらない。そして、ラストは直接対決へ。あぁ、2人は、互いをリスペクトし合ってるよね。だからこそ、あの場面が生きる。ところで、上司に言われ、警察に辞表を出した加山さんだけど、ミッションが終わったら、絶対、また、警察に戻れるのよね?何だかんだと言われて、復職できない、何てことはないのよね?つまらない事(いや、重大な事だ)が、最後まで気になって仕方がなかった。評価 ★★★★☆

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