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ほっこり

2020年05月07日ナビトモブログ記事
テーマ：小咄

懲りもせず、本日２度目の小話です。

○　落語もどきの駄洒落

ご隠居「お～い、熊さん、元気にしてたかい？」

熊「何だ、ご隠居さんじゃないですかい。いいところに来られましたね」」

ご隠居「どうしたんだい？」

熊「今、丁度、ホット・ケーキを焼いたばかりなんですよ」

ご隠居「ほ～う、それはありがたいね。頂きましょう」

熊「お皿に取り分けて、蜂蜜かけてぇ～っと、はい、どうぞ！」

ご隠居は思いがけないおもてなしに喜んでケーキをご所望。

ご隠居「食べさせてもらって、こう言うのもなんだが、べちゃっとしてお好み焼きの具無しと言うか、ただのメリケン粉玉焼きだな」

熊「ケーキの素と牛乳も混ぜたんですけどねぇ～？」

熊「あっ、いけね～！卵入れるの忘れていました」

ご隠居「ほっとけいき作って卵入れず、じゃな」

（※　この駄洒落わかりましたか？わかりますよね（＾＾））

○　自粛

父「今日も手洗い、消毒を励行し、社会的距離を確保して、濃厚接触もせず、自粛生活の一日が終わったね。夜も更けてきたし、母さん、もう、寝ようか？」

母「そうしましょ。私、今夜は新しいネグリジェでお休みよ！」

～（ルンルン♪）～

娘「二人共、引き続き、自粛してよね！」

父母「・・・」

○　あべこべ

不幸の神「幸福の神様よ、アンタ、最近、陰気な顔ばかりして元気がないね？」

幸福の神「だってさ～、人を幸せにするのが役目だとは言え、いつも不幸な人ばかりを見てきてるだろう。世の中には貧富の差や不条理な事ばかりが多くて、嫌気がさすんだよ。
それにひきかえ、あんたはいつもニコニコして明るくて楽しそうだね、どうしてなんだい？」

不幸の神「そりゃ、決まってるじゃないですか。今、幸せの絶頂で浮かれてる奴を見つけてはどん底に突き落とすって、とても愉快でファンタスティックなんですよ。人の不幸は蜜の味がするって言うでしょう」

幸福の神「そう言う気分なんですね、あなたの場合は・・」

不幸の神「ものは考えようじゃないですか。貴方は不幸な人を幸せにしている。それで人のお役に立っていることを喜べばいい。

私は幸せに浮かれて有頂天になっている奴に裁きを与え、幸せの大切さを教えている。愉快じゃないかい。

幸福と不幸はあざなえる縄の如し。

入れ替わり立ち代り、お互いにいい仕事をしているのです。

貴方と私は共に人のお役に立っている神なのですよ。その役目を肝に銘じ、我々の幸せとして、喜びを感じましょう」

幸福の神「ははは、不幸の神様に幸せについて教えてもらいましたな。要は考え方次第なんですね。こりゃ、一本取られました！」

♪　熊に喰われぬ男（1948）～チョンマゲ・マンガ 9:34
https://www.youtube.com/watch?v=E9Dww-jnwVw&list=PLl801Z2Yiex7bbmFh-7ONvoZ2QwZGPPff&index=5&t=135s
古い白黒アニメです。音楽も懐かしい時代劇風なんですが、昔の子供は喜んで見ていたのでしょうね。時代を感じます。最近、こんな古いアニメなども楽しんでいます。又、何か選んで動画を貼り付けます。

♪ 500miles～Justin Timberlake 3:38（英詞付）
https://www.youtube.com/watch?v=sciC1NMR8Kk&list=PLl801Z2Yiex6MIeEjvbUQg5VZgFp0VZsC&index=32&t=0s
ジョーン・バエズやPP&Mでお馴染みの曲。
いつ聴いても心安らぐ故郷を思う歌。

※　本日、午前中に投稿した小話「ご先祖様は永遠に」に拍手、コメント有難うございます。「ご先祖様・・・」は幾分ブラックなお話でしたから、趣向を変え、再度の投稿をしました。
いつものパターンです（笑）
毎度の駄作、ご容赦くださいませ。（多謝）