ほっこり

イワカガミ 

2020年05月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:男もすなる日記



この季節の山歩きは実に楽しい。
谷筋や日陰では肌寒く感じることもあるが、概ね暖かくて清清しい気分で歩くことができる。

何と言っても、山野草が色とりどりに我々を迎えてくれる。
みずみずしい緑に溢れ、赤、白、黄色、ピンクと色彩豊かな花の競演が目を楽しませてくれる。
少々の登りも何のその、自然と足取りも軽くなる。

私は可憐で小さな花が好きだ。
この季節なら、イワカガミが印象深く好きな花。
10cmほどの花茎の先に小さな花がいくつか集まって、うつむき加減に咲く。薄いピンクの花が可愛らしい。

群れて小さなお花畑を作ることも多いが、登山道の砂地や小さな岩の傍に数株が咲いているので、注意して踏み潰さないように歩いた印象が強い。
イワカガミと言う名前は「岩のそばで下向きにかがんで咲くから」だと思っていたが、違っていた。

「岩鏡」と書く。

名前の由来は葉に光沢があって鏡のようだから。
花言葉は「忠実」

下を見ながら、イワカガミなどの山野草を楽しむ登り
尾根筋に出てからは、見上げながらシャクナゲの群落を歩く
やがて、湿原に出るとイモリが水底で群れて泳いでいる
下りの谷筋にはドウダンツツジが・・
この間、かなりの種類の花と出会う

これは比良山系での思い出だ。


6月頃にはナルコユリなども群生する、太宰府近くの宝満山〜
900m程の山だが急登が多く、頂上を目指す後半は石段が続いて結構タフな山だ。

鳴子とはその姿にピッタリの名前だ〜私の好きな初夏の花

小さな花と言えば、北アルプスで夏に見られるミヤマクワガタと言う小さな花も可憐だ。花弁は1cmにも満たないかくらいの小ささでよそ見していると気づかずに通り過ぎてしまう。

緑と花に囲まれた山、特に見晴らしのいい稜線付近で暖かいコーヒーを作って飲むのはホントに気持ちがいい。

ここしばらく山から離れているが、コロナ騒動が鎮静化したら登りたい山に行くつもりだ。

運動不足でお腹が出てきた「外出自粛太り」の体をどげんかせにゃいかんのです。




♪ House of The Rising Sun(朝日のあたる家)
  〜Athens Creek〜
https://www.youtube.com/watch?v=iw6vMpbppUg&list=PLl801Z2Yiex6MIeEjvbUQg5VZgFp0VZsC&index=24&t=0s
お洒落なアレンジでヴォーカルも素敵な演奏。

かつて、職場の上司、先輩がこの日本語タイトルについて、「朝日のあたるじゃなく、朝日があたる、が正しい」などと言い争っていたのを思い出します。「の」か「が」か?
どうでもいい日本語論争を横で聞いていました。

この曲はボブ・ディランがアニマルズに教えた古い歌で、彼らの歌は日本でも大ヒットしました。
「朝日のあたる家」とはこの歌では「娼館」を指します。
私はこの歌をアメリカの演歌として聞いています。
カラオケで時々歌います。弾き語りも、下手だけど(@@;)


※「テネシー・ワルツ」(4/30)に拍手、コメント頂いた皆様ありがとうございました。最近の歌はあまり知らないので「温故知新」〜古き良き歌などを発掘していきたいと思います。


※ イワカガミ、ナルコユリの写真はネット画像からの借り物です。



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かわらなでしこさんへ

ぼてふりさん

コメントありがとうございます。

私も今日、ナットで検索して「岩鏡」の名前の由来を知ったばかりです。「岩屈み」だとばかり思っていました。
花弁に比して葉は少し大きめで光り輝いていますね。

山に入った時の独特の「匂い」や空気の味を久しく忘れています。あの「気」に囲まれると体がしゃきっとしますね。
木々や草花が発するあの幸せな香りとでも言いましょうか。

低山や里山には高山のお花畑と又違った良さを感じます。

おなかの出っ張りを引っ込めねばいけません。

健康のためにも歩け歩けですが、しばらくは我慢です。

2020/05/03 22:48:15

いいですね〜

さん

イワカガミの葉は艶があり光ってますよね
鏡のようだからこの名がついたんですね、、
(知りませんでした)有難うございます

昔 大谷山(〜赤坂山)に登った時に登山道にずっとイワカガミの綺麗な葉が生えていました
春にもう一度と思いながら行けていません
いつか、、又と思っています

山の花 里の花 山菜 私達に元気と喜びを与えてくれますね!

コロナが終息して元の生活に戻れば
又山歩きしたいですが 同じく運動不足を
どげんかしないといけません!!

2020/05/03 21:56:24

宏子さんへ

ぼてふりさん

コメントありがとうございます。

山や山野草にはたくさんの思い出が詰まっています。
雪解けの頃のふきのとうから春の花〜初夏〜真夏〜秋と季節が移ろいたくさんの花を楽しめる山。
高山植物もいいですが、地元の里山などの低山ももちろん山野草の宝庫です。
野生のたらの芽、やまうど、わさび、かたくりの花などを見つけた時は喜びもひとしおです。

近所を歩いて脚を鍛えます!

2020/05/03 17:01:36

山野草

宏子さん

この時期 思い出しています
遅い年で山登り出した時を
山学校の先生が頑張って登ってるから
登らせてあげると言ったことなど
今はテレビなどで懐かしくみています。

2020/05/03 16:47:51

yinanさんへ

ぼてふりさん

コメントありがとうございます。

花の思い出と言えば、必ず思い出の地と結びつきますね。
記憶が薄れてきた分、逆に印象に残っている光景などが際立ってきたりします。花=場所がセットになるようですね。

その昔、イモリの黒焼きは惚れ薬(媚薬)として使われていたそうですが、効果はあったのでしょうか?

足腰が弱くなってきましたが、歩けるうちに又、山歩きしたいと思います。
取り敢えずはあまり負担の無い平坦コースから・・・

2020/05/03 14:41:30

色とりどりの花の季節

yinanさん

今日は〜!
「岩鏡」には懐かしい思い出があります。

遠い昔、尾瀬に行った時、水芭蕉の季節でした。
そのとき、咲く時期はまだなのに「岩鏡」が
ちょっとだけ咲いていて感動したことを覚えています。

今の季節には
「夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空」の
メロディーが頭に浮かび、
私もかっては山歩きに精を出していたことを
思い出します。

2020/05/03 13:43:23

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