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音楽HP作りと自然探訪と…
久々のMIDI制作で苦戦
2020年02月01日
テーマ:音楽のHP
オーケストラ総譜からのMIDI制作を久しぶりに行った。今回は、エルガー作曲の行進曲「威風堂々」だった。
今までに、かなりの数の総譜からのMIDI制作を行ってきたが、この曲では予想外の事態があった。それは使用楽器数の多さだった。過去のMIDI制作では、PC外付け音源Roland SC88STの16トラックに、曲の途中での楽器音切り替えも併用しながらも何とか収められていたのだが、楽譜は30段もある。その中で打楽器セクションは5段ありこれは一纏めにできる。また、ハープは2組で4段があるが、これを2つの大譜表上に載せることはできる。さらに弦楽器はストリングスの音色指定で、チェロとコントラバスを纏めるられるのだが、第1バイオリン、第2バイオリンとビオラは同音程範囲で異なるメロデイーが多いため単独にせざるを得ない。オルガン3段も大譜表で統一可能。だが、それらの統合を行っても21トラックが必要になってしまった。
MIDI制作に使用しているソフトSinger Song Writerには、ソフトウエア音源が付属していて、16トラックずつ2組の音を出すことができるため最大32トラックの設定ができる。一部分入力したデータでその音源を試すと、結構な音色で再生されることが分かったので、これを用いることにした。
楽器編成は、
[木管楽器]ピッコロ、フルート、オーボエ、クラリネット、バスクラリネット、ファゴット、コントラファゴット
[金管楽器]ホルン、トロンボーン、チューバ、トランペット、コルネット(音源にないのでトランペット音で代用)
[打楽器] ティンパニ4音、大太鼓、小太鼓、シンバル、トライアングル、ジングルベル、タンバリン、スレイベル(音源にないのでジングルベルで代用)、鉄琴(音階があり部分的なので無音のトラックに配置し楽器音切り替え指定)
[鍵盤楽器]オルガン(音源ではパイプオルガン音)
[弦楽器] 第1バイオリン、第2バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ハープ2組
となっている。
とにかく音符の数の密度が高く、2拍子のたった2小節の打ち込み入力に2時間近く掛かる部分もあり、時間が掛かった。
仕上がりは、大太鼓の音のボリュームをもっとあげたかったのだが、打楽器パートの音量指定の大太鼓を最大にしても、もの足りない。
HPに使うAACフォーマットの録音ファイルは、今まではMIDIソフトで外部音源に信号を出し、同時に起動した録音ソフトで収録していたのだが、ソフトウエア音源動作とディジタル録音動作が干渉しないか心配があったが、Singer Song WriterにはMIDIファイルのオーディオ変換出力機能があった。しかも、演奏リアルタイムよりずっと高速にファイルが生成できた。しかし再生してみると、楽譜の終了と録音終了が同時で、最終音の残響が切れる。残響時間を指定する入力画面はあるのだが、バグなのか機能しない。諦めて床についてから思いついたのは、楽譜を延長して無音の後に1音符入れ、録音ソフトの方の編集機能でトリミングすることだった。これは成功し、尻切れトンボの状態を免れることができた。
HPのアドレスは、下記です。
http://momo1949.hobby-web.net/mm/mu_title/ifuudoodoo_aac.html
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