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「テッド・バンディ」 

2020年01月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/アメリカ〕1969年。シングルマザーのリズ(リリー・コリンズ)は、バーで、テッド・バンディ(ザック・エフロン)と名乗る男と知り合う。すぐに恋に落ちた二人は、一緒に暮らすようになる。リズの幼い娘・モリーもテッドに懐き、幸せな日々が続いた。ところが、ある日、テッドが、女性誘拐事件の容疑者として逮捕されてしまう。その頃、女性に対する残忍な殺人事件が多発しており、テッドは、自分の無実を主張するのだが・・・。シリアルキラーの語源となり、少なくとも30人以上の、若い女性を殺害しているとされる、殺人鬼・テッド・バンディの半生を描いた作品。彼を、犯罪面ではなく、恋人・リズとの関係を中心に描いてあるので、特に残忍なシーンはなく、大変に楽しめる。私は女だからか、リズの心の持ちようが、めちゃくちゃ気になる。「殺人犯と疑われる恋人の無実を、心から信じている」のと、「恋人が殺人犯だと知ってはいるけど、それでも愛している」のとでは、全然違う。一体リズは、どっちなのだろう、もし前者だとしたら、それは、まるで、洗脳の解けない宗教みたいだな、と思ったり。実際、テッド・バンディという人のカリスマ性が凄い。彼はどこにいても、女性が放っておかない。すれ違うだけの女性でも、イケメンな彼を見ただけで、「あらぁ、素敵な人」みたいな感じで、皆が振り返る。裁判では、若い女性の傍聴人で、溢れかえっている。彼には、何か、人を惹き付けてやまない、ある種の「毒」があると思われる。そして、大変な頭の良さ。IQが160以上あると言われているテッドは、裁判で、弁護士のトロさにイラつき、なんと、いきなり、自分で自分の弁護を始める。その場面が、なんだか可笑しくて、思わず笑ってしまった。それから、とても知りたいのが、なぜテッドが、リズにだけは、手をかけなかったのか、という事。それは、ドイツのシリアルキラー・ペーター・キュルテンと同じ。キュルテンも、沢山の女性を殺害したけれど、妻に対してだけは、優しく、非の打ち所がない夫だったという。何十人もの人を殺し、良心の呵責すらない人間でも、どこかに、心の拠り所を求めるという事なのか。評価 ★★★★★

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