ちょいとお立ち寄りを

高齢者講習(*_*) 

2019年11月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:なんでやねん!

わたくし、来年に車の免許証の更新があります。

ちょうど70歳になるので 警察から「高齢者講習」を受けろとのご命令・・・

行って来ましたがな、30分ほど車で走ったあたりにある自動車教習所、初めて行くところです。

1階の受付嬢に声を掛けると「ハイハイ お2階ですよ」 何ともお優しいお返事です。

2階に上がるとホールになっておりますが、見事に ジィ&バァさんの集団が・・・それぞれ一人で来てますから、ほとんど話声は聞こえない。

咳、くっしゃみ、ゼーゼー言う音・・・かなり侘しいでっせ。

其々が在らぬ方向を向いて おとなしくお座り。

と ドアが開いて「ハイ お時間です、お入りください」
講師のひと声でゾロゾロと一室に誘導される、ごゆっくりで良いですよの掛け声とともに適当に着席。

いろいろな説明をしてくれるのですが、幼児に言い聞かせる感じ、これは多分そー言う「マニュアル」があるのでしょう、言い方が慣れておる。

講義が始まれば 目配りもそつがなく「今は15ページです、20ページとちゃいますよ」おばあちゃんに言ったりしよる。

この時点で わたしゃ笑いをこらえるのが難しくなってきてる。

完璧なお笑いコントが出来上がってて、素晴らしい。

もちろんやってるご本人は必死です、皆さん静かに授業を受けておられます。

今度は目の検査が始まります。
骨董品の視野を測る機械(初めて見た)で検査します、顎を台に乗せて・・・台にはテッシュをちぎっておいてある、薄くホコリが乗ってて小汚い感じ。
真っ直ぐ前の少し大きな点を見ておいて、真上にある小さい点が動く、これは講師が手回しハンドルで動かします、微かに「キーキー」鳴りよる代物。

むっちゃ原始的な機械、これもおもろい。

数人の人は 動く点を目で追う、その度にご注意「目の玉は動いたらあきませんよ〜」 

また笑いそうになるも ぐっと堪えるわし。

次の検査、動体視力。
かなり年代物の機械、覗き眼鏡みたいなところに目を押し当てて見ると ちっちゃいものがこちらに迫ってきます、ご存じ丸の一部が欠けてあるもの。

最初は小さすぎて見えないが、迫ってきたら見える、見えたときにボタンを押して「上」とか「左」とか言います。

先にボタンを押して言うのがミソ。
おばぁちゃんはボタンを押さずに「下」「右」言いますが、講師は辛抱強く「先にボタンを押してね」数回これを繰り返しとります。

講師の顔を見ると、ちょいと引き攣りかけとる、青筋が2本ほど浮いてきてるのが解る、あかん、わしの肩が震えだす感じ、おもろすぎ。

少しの休憩をはさんで 実技(運転)のお時間です。
一台に2名が乗り込み、教官が左座席でふんぞり返って座っとる。

こんなこと 50年ほど前にやったキリで、初めてな感じ。

S字カーブ、Lクランク、車庫入れ・・・緊張しまっせ、嫌な汗が腋に出て来ます。

これで終了、悪い成績でも何でもよろし、とりあえず この受講終了証が無いと、免許の更新ができないから、
皆様(70歳以上) 全ての方が受けないとあきまへん。

うっとうしい時代ですが、世間は今や高齢者は免許返納という声が多くなっとります、政府も仕方なしに形式だけでも「やってまっせ」言うのをお示ししたいが為やってる感じでしょうか、仕方がおまへんわな。( ;∀;)



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まはろさん おおきに。

やたがりあさん

ホンマにたいへんでっせ、難儀なことです。

米国にはこんなシバリはおまへんやろね、大らかなお国であります。

日本の道はむつかしい?やっぱり「慣れ」とちゃいますかな、狭いのも当たり前ですし、道の名前?あっても覚えるのがえらいですがな、忘れるし・・・

気を付けての慎重運転、これでっせ。

2019/11/29 14:45:21

大変ね

まはろさん

やたがりあさん お早う御座います
大変面白く読みました
大変ですね
ハワイには有りません 
高齢者になると2年ごとの更新と目の検査だけです

日本の道は難しいと訪日するたびに感じてました
狭い それと道の名前がないので・・

何時も皆さん運転上手だなーと感心しています

2019/11/29 06:24:55

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