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「左様なら」 

2019年09月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/日本〕高校1年生の由紀は、中学からの同級生・綾から、引っ越す事を告げられる。ところが、翌日、綾が交通事故で亡くなる。そして、それは事故でなく、自殺だったのでは、という憶測が、学校中に広がる。クラスのリーダー格の女子・ユカが、綾について、酷い物言いをしているのを聞いた由紀は、花瓶の水をユカにぶっかける。その日から、由紀は、クラスの中で浮いた存在になってしまう・・・。試写会で観た。ヒリヒリする。学校という、狭い世界、なんと難しく、息苦しく、大変な空間だったのだろうか、と、今思うと、よく自分は通えていたな、と、本気で思う。主人公の由紀は、淡々とした性格の子で、クラスで浮いた存在になってしまっても、それほど気に病んでいるようには感じられない。それが救い。それに、何度も、「私、ハブられてるから」と言うのだけれど、クラス一丸となって無視されているわけでなく、ライブに誘ってくれる男子もいるし、告白してくる男子もいるし、遠足で同じ班になる女子もいる。ただ、リーダー格の女子に、ちょっと目を付けられてるってだけで。だから、いたたまれないというような辛さはない。ただ、心がヒリヒリするだけ。大げさないじめなどがない分、とてもリアル。それに、リーダー女子だって、席を外せば、仲間たちから悪口を言われている。もう、それって、職場でも、町内会でも、趣味のサークルでも、さらには、おそらく老人ホームでも、死ぬまで続く、人間関係なのだろう。上映後、石橋夕帆監督のトークショーがあった。原作は数ページの漫画だそうで、それを膨らませて、登場人物も増やして、映画作りをされたのだそうだ。解釈は、人それぞれでいいと話され、リアルを感じる方もいれば、こんな学校あるわけない、という人がいてもいい、というお話しをされた。監督さん、大丈夫です。私は、本当にリアルだと思いました。とてもいい映画です。私はすごく好きです。評価 ★★★★☆

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