ほっこり

飛龍頭 

2019年08月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:男もすなる日記



先日、区の図書館で借りた本を読んでいると

「飛龍頭」

この言葉が目に入りました。
どこかで、見た記憶があるのだが、意味がわからん
何だったっけ?

この本は料理関係のもので、大航海時代から南蛮文化の伝来、戦国期〜昭和の兵糧、海軍料理、文明開化と西洋料理など書かれています。レシピやエピソードがてんこ盛りで、マゼラン艦隊の話から肉じゃがまで話題が豊富です。

さて、「飛龍頭」

いかめしい名前ですが、何のことはない

「がんもどき」のことです。

要約すると以下のように書かれています。

・・・

京の伝統的おばんざい「ひろうず」は次のように作る。

ひろうず=がんもどきのこと。
飛龍頭が訛った言葉。
かたく水切りした豆腐をすり潰して、百合根、銀杏、ささがきごぼう、人参、椎茸、木くらげのせん切りを混ぜ、卸した山芋を加えてつなぎにし、丸めて油で揚げる。
揚げたてを醤油で頂くもよし、熱湯で油抜きして煮物にしてもよい。実物はどこが雁の肉に似ているのかわからないが、精進料理として欠かせない。

そうか、京都に住んでいたとき、何気なく目にした言葉だったのかと納得した次第です。

もとは長崎経由のポルトガル料理で「フィロウス」と言うらしく、小麦粉、バター、牛乳でクレープ状の薄皮を焼き、それに具を包んで食べるもので、好みで果物やクリームを包み、シロップをかけたりするというから、もはやケーキに近い。
それがいつのまにか豆腐主体のがんもどきに変わった。

・・・

京都の人は他から伝わったものを独自のものにアレンジする「創造力」と「「技術力」が高いですね。
この才能は京の伝統として誇れるものだと思います。

ポルトガルと言えば、カステラ、パン、コンペイトウ、ジュバンなどの外来語が有名ですが、ポルトガル料理となるとピンときません。

魚料理に「バカリャウ・コン・ナタス」があって、
「バカ野郎、おたんこなす」と覚えるらしい(笑)
バカリャウとは鱈のことです。

面白い話が多いので、読み終えたら又、話題として取り上げるかも知れません。

今回はここ迄。



♪京のおばんざい〜牛肉のしぐれ煮 2:16
https://www.youtube.com/watch?v=oRDzwOyRRZo
京の一品、作ってみますか?


♪アニメ・鷹の爪〜海の幽霊 5:07
https://www.youtube.com/watch?v=6ELWZzGvGFM


★「雷雨」に拍手、コメント頂きありがとうございました。外出し帰宅する度にシャワーを浴びる。この生活がまだまだ続きそうです。



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ピコチャンさんへ

ぼてふりさん

Book Offもよく利用しますが、100円本を買うことが多いですね。
衣服、靴、電化製品なども売っています。
でも、近所のリサイクル・チェーンより高いので、利用しません。本とは出合いを大切にしますから、読みたいと思ったときに買わないと一生めぐり逢わぬ気がします〜従って衝動買いも多いですね。

2019/08/11 15:18:53

いつも行く本屋

さん

はBook offです。新しい文庫本も安く手に入ります。
そちらにはBook offありませんか?

今日は仕事日でお返事遅くなりました。

2019/08/11 13:59:37

ピコチャンさんへ

ぼてふりさん

ヤフードーム近くには大きな市立総合図書館がありますが、徒歩10分にある区の図書館は分校みたいに小さなものです。
自宅前のTSUTAYAにも本はありますが、DVDコーナーとスペースを分け合っていますから数は知れています。欲しい物を買う時は中心地の大型書店まで足を伸ばします。
小説は最近あまり読みませんが、なるべく分野が偏らないようにして読み漁っています。

避暑に図書館はもってこいの場所です(^^)

2019/08/10 20:21:27

図書館

さん

にはいつも行かれるのですね!

休日、私は週2、3回本屋で2時間ほど過ごします。

今まで知らなかったこと、これから勉強しなくてはならないこと教えてくれますね。

2019/08/10 19:00:58

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