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空豆　

2019年07月09日
テーマ：男の料理

かつて、今年ほど、空豆を頻繁に食べたことはない。
空豆は高価という先入観があったが、そうでもない。
一月末から三ヶ月間ほど食べたが、産地は何れも鹿児島だった。
その後、店先で見かけないので、旬は終わったと思っていた。

数日前、久し振りに空豆を見付け、産地を見たら秋田だった。
桜前線に比べ、随分と地域差があるのに驚いた。
鹿児島産は青臭さを感じたが、秋田産はそれ程でもなく、ほっこりとした歯ごたえだった。
もっとも、どちらが好みということはなく、それぞれ、美味しく食べた。

昨日の昼餉は、生麺を茹で、椎茸と油揚げを入れた、熱々のつけ汁で食べることにした。
揚げたての天ぷらが、スーパーにあったので飛びついた。
この店には、数種類の“かき揚げ”があるが、その中で空豆に目が留まった。
空豆の他には、玉葱、玉蜀黍（とうもろこし）、人参が入っていた。

蕎麦は、真冬でも冷たいのを、冷たいつけ汁で食べることが多い。
“鴨せいろ”だけは、例外だ。
饂飩だと、今回の食べ方が気に入っている。
勿論、美味しく食べたが、空豆の入った“かき揚げ”も、中々のものだった。

写真
7月8日（月）の昼餉と夕餉

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