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愛色のワンピース (6/18) 

2019年06月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 R.R.Singersごちゃまぜコンサートvol.10まで、あと11日
 昨日のブログにはやんわりと書きましたが、前夜のたうち回っていた息子には、参りました。このまま息子を抱えていては、私の人生そのものが狂ってしまうんじゃないか。苦しむ息子になすすべがないまま、私はもう一つ決めかねていることがありました。アホかと言われそうですが、大島さんが着てらした、藍染めの斎藤恒子さん作のワンピースのことでした。
 見た瞬間に、だったのです。それは濃い藍色の楊柳のバルーンワンピースでした。フルートのコンサートなのに、ワンピースかいと叱られそうですが、久々に服に恋い焦がれました。終演後に斎藤さんに聞くと、染とデザインは自分でやって、仕立ては別の方がするとの事。ほぼ同じ(少し色が薄い)のがもう1着あって、見せてくださいました。長身の大島さんには、短すぎるとの事でした。お値段は、45,000円也。価値はわかるのですが、私にはぜいたく品でした。
 夜に、バルーンワンピースの作り方を検索しましたが、今一これだと言うものにヒットせず、モヤモヤしたまま寝ました。そして苦しい一夜が明けて、もうこれは貯金下ろして買いに行くしかないと、思うに至ったのです。
 藍染め展「藍色の風」は水曜日まで、あれほどの高価な服が、そう簡単には売れるはずは無い、でももしも売れてしまっていたら、縁が無かったと諦めようと決めて、ナカジマ家具に行ってみると、ちゃんと残っていました。私にはぜいたくすぎるけれど諦められなかったこと、貯金を下ろしてきたこと、今うつの息子が療養中で自分を元気づけたかったこと、などを話すと、何と斎藤さんにも3年うつと闘った娘さんがいらっしゃるとのこと。これはもう運命のワンピースだと思いました。おまけにそこで、ちょうど9月のコンサートの打ち合わせに来ていた、町内のお琴の先生に、ごちゃコンのチケットが売れました。
 ルンルンと家に帰ると、息子が「欲しいものがあって良いねぇ」と言いました。斎藤さんのことを話すと、お話してみたいと言うから、ご都合を伺って、ここの所散歩していないからと、ちょうどいい距離の家具屋さんまで歩いて向かいました。せっかく買ったので、私はワンピースを着て車で追いかけました。
 斎藤さんは幾度も「何も具体的な助言ができなくてごめんなさい」と言いつつ、「必ず治るから」と励ましてくださって、体験者と話せることがこんなに嬉しいのだと、ワンピースに感謝しました。藍は愛です。私にとって愛のワンピースになりました。
 今朝は息子は、5時に目が覚めて、いささかの恨み節。私はぼやきで対抗しました。

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