気楽な生活

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2019年04月07日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

「旅の絵日記」を書き終えて、やっと日常に戻った気がする。

今週の半ばに予定している「マダム達のピアノデュオ」の練習も、いよいよ佳境に入ってきた。

今回は、ピアノ曲の王道ともいえる、ショパンとラヴェルの協奏曲である。

いざ本番を迎えるとなると、色々悩ましい部分も出てくる。

しかし、学生気分で生活する、とは、悩む事が目的のようなものだから、誰憚ることも無い。

何という、気楽な生活だろう。

昨日は期日前投票に出かけた。

投票所である小学校よりは遙かに遠いが、区役所は地下鉄の駅に直結しているので、行くのは便利である。

良いお天気だったし、帰りは歩く事にした。

主人の車で良く通っていた道だけれど、歩くのは初めてである。

見慣れた風景を、スローモーションの映像で見る様な楽しさがあった。

車道の右側にあるので、今まで気付かなかった大きなお寺には、桜の木が沢山並んでいた。

信号を見ると「花見通」という場所らしい。

歩いていると、立ち止まるのも、寄り道するのも、思いのままである。

写真を撮ろうかと、スマホを向けると、電線の入らない角度を探すのは、至難な技であった。

主人が、電線の交錯する日本の都会を嘆いていたのを、久々に思い出した。

どうやら、人間の目は、邪魔な物を自動的に排除して見ているらしい。