メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

独りディナー

大きな人が、多かった 

2019年03月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:ウィーン

ウィーン滞在の日々も、半分が過ぎて、私は時差呆けの対策はもう諦め、普通に早寝早起きを貫く事にした。


二度目のオペラは、「ドンジョバンニ」。

やはりこのオペラも、同じ人の新演出で暗い舞台ではあったが、こちらは舞台全体を絵画の様に扱っていて、壮大に場面が変化する様子は楽しかった。

今回の席は平土間の正面席であったが、生憎私の前の席に、特別大きな男性が座って、舞台の中央が殆どその人の影に隠れてしまうという、不運に見舞われた。

歌手達は、舞台中央で演技することが多いから、私はその人の右側とか、左側に自分の体を傾けて見る羽目に・・。

まぁ、前の席にどんな人が座るか、これは運だけど、こんなに大きな男性に座られては、もう笑うしかない。


今回のウィーンでは、久しぶりに、のんびりと電車に乗ったりしながら、当地の人達の体格の良さには驚かされた。

私が住んでいた40年前は、若い人はともかく、全般的には中肉中背という印象であった。

20代だった私から見れば、人々の大半は年上だったけれど、大学の先生にしろ、下宿のおばさんにしろ、私と余り背丈は違わなかったし、大柄なドイツ人達、とは違うのかなと無意識に思って居た。

ところが、現在は・・。

当時の若者達がシニアになって、今や、老いも若きもみんな、デ・カ・イ!

街には、2メートルもあろうか、と言う人達が溢れているのだ。


これは、大きな発見であった。

日本だって、戦後平均身長が大きく伸びているのだから、不思議は無い。

我が家の息子にしたって、190センチ近いのだから、驚くことは無いのだけれど、あちらの人達は、まず骨格が違う。

電車に乗っている横の男性の手をみても、ああピアノという楽器は、こういう人達のサイズに合わせて出来上がったのだ、等と絶望的に眺めたりもした。

そうだ。

今回は、ウィーンの銘器ベーゼンドルファーのピアノも弾いてきたのだった。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

こればかりは、運ですね

シシーマニアさん

体を前に倒す人は、体格に限らず意識の問題ですが、体格に関しては、不平を言うわけにもいきませんしねぇ。

身の不運を笑うしか、ありません。

私も、大柄なので迷惑はかけているのでしょうし。

それにしても、2メートルのおじさんとは。

2019/03/30 17:39:00

古典芸能でも

吾喰楽さん

こんにちは。

歌舞伎でもあります。
前の席が座高の高い人だと、がっかりします。
二階席や三階席だと、身体を前に倒す人は駄目です。
その点、落語は最前列で見ることが多いので、大丈夫です。
隣の席が太った方でも、困りますね。
自分が他人の迷惑になっていないか、常に注意しています。

2019/03/30 14:35:22

PR





上部へ