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吾喰楽家の食卓

遠来の朋(1) 

2019年03月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

昨日、東京から同級生二人が遊びに来た。
「お喋りが目的だから支度は無用」と、言われていた。
遠慮をする彼らではないから、その言葉に従った。
前日は、掃除や洗濯などの家事に追われ、買物に行かれなかった。
昼頃に来る予定なので、昼餉は近所の蕎麦屋へ行けば済むと思った。

男友達の中で唯一の下戸である、I君が運転する車で二人は約束の時間に来た。
学生時代、一緒に自動車教習所へ通ったが、彼は卒業できず、四十歳頃だと思うが、免許を取り直した、いわば運転の初心者だ。
事前にグーグルマップで、わが家を確認したらしい。
そして、カーナビを頼りに来たので、迷わずに来られた。
何とも、便利な時代である。

早速、K君と佃煮(若布・牛蒡)と白菜の塩漬をつまみに、手土産のビールを飲むことにした。
コーヒー好きのI君には、ドリップコーヒーを用意した。
話が弾み、時間が勿体ないという理由で、冷凍庫の生蕎麦を茹でて、もり蕎麦を食べることにした。
蕎麦好きの二人が、「美味しい」と、言ってくれた。
勿論、世辞を言う彼らではないから、「自宅で食べる蕎麦としては」が、前提なのは言うまでもない。

瞬く間に、三時間以上が過ぎた。
鉢形城址の桜見物を誘ったら、徒歩の所要時間を訊かれたので十五分と答えた。
歩き始めたら、二人の歩く速度が遅いのに驚いた。
結局、片道三十分も要してしまった。
「田舎の人の『直ぐ近く』は、遠いんだよ」と言われたが、満開の桜を喜んでくれた。

つづく

   *****

写真
3月26日(火)撮影:満開の氏邦桜



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りいきなこむむさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

今の地に移り住んで、わが人生の半分を超えました。
生まれも、育ちも、都会ですが、今では、すっかり田舎の人になりました。

車が無いと不便な地域で、車が二台、三台ある家は珍しくありません。

運動不足の解消に、歩くことを心掛けています。
膝が悪いのに、速足なので、皆さん、驚きます。

2019/03/28 12:50:08

よくわかります)^o^(

りいきなこむむさん

「田舎のひとは『直ぐ近く』は、遠いんだよ」

私も都市部から田舎へ引っ越した時、そう思いました。
車で5分はかなり遠かったです。

でも、今では自分も「近いよ 車で5分もかからないよ」と平気で言っています(笑)

2019/03/28 11:49:25

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