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のんびり。
「運び屋」
2019年03月01日
テーマ:テーマ無し
〔2018年/アメリカ〕90歳のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、若い頃、仕事に明け暮れ、家族を顧みなかったせいで、今は孤独な一人暮らし。商売に失敗し、金を失った彼は、「車の運転をするだけ」という仕事に飛びつく。特に深く考えもせず、預かった荷物を運んでいたアールだったが、ある時、その中身が、大量の麻薬であることを知り・・・。クリント・イーストウッドが、「グラントリノ」以来、11年ぶりに、監督と主演を兼ねた映画。ポスターの印象だと、シリアスな犯罪物な感じがするけど、思っていたより軽く、イーストウッドは、飄々とした爺さんを演じてる。なにせ、彼、麻薬運びの片棒を担がされていると気付いた後も、ハイウェイの途中で、パンクして困っている車を助けたり、勝手に、ファストフード店に寄って、食事したりする(笑)。そ、そんな余計してると、捕まるよ、早く届けなよ、と、こちらがハラハラしてしまう。けれど、マフィアのボスは、「それがいい」のだと言う。「いかにも」な行動をする悪人より、90歳の爺さんの、そういった普通な感じが、捜査の目を撹乱するのにいい、と。確かに、麻薬撲滅に燃える、DEAの捜査官・ブラッドリー・クーパーは、カフェで隣り合ったイーストウッドと会話をしているのに、彼が運び屋だとは夢にも思わない。話は逸れるけど、私は、一度くらい、職務質問を受けたり、テロ警戒中の駅で、お巡りさんに声を掛けられたりしてみたいと日頃、ちょっと思ったりしているのだけれど、もう全然、そのような事はなく、今まで生きてきた。やっぱり、こんなチンケな女が、大きな事件を起こすようには見えないんだろうなぁ。私は一生、職務質問を受ける事はないのかぁ。ちょっと、つまらない(笑)。上映前に、舘ひろしさんのトークショーがあった。※映画ナタリーさんより凄いよ、生舘ひろし(笑)。彼を肉眼で見る日が来るとは。特別なファンではないのに、なぜだか興奮する(笑)。舘さんは、イーストウッドの映画と、「西部警察」を絡めたトークをされたりして、会場を盛り上げていました。評価 ★★★☆☆
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