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のんびり。

「嫁の立場」 

2018年12月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1953年/日本〕日本橋の老舗佃煮屋の隠居老人・金蔵は、若い頃、真面目過ぎたせいなのか、今になって急に、お汁粉屋を経営するおみつに熱を上げ出した。心配した息子の金之助と嫁のさち子は、金蔵を、金之助の姉・おくらの家に預ける事にした。おくらの家に行ってからも、金蔵は、おみつが気になって気になって、隙あらば、抜け出そうとする・・・。44分の短い映画だけれど、1953年頃の、日本人の生活や、人間関係がコミカルに描かれて、面白かった。遊びを知らなかった老人・金蔵が、いきなり目覚めて、妙齢の女に入れ上げるのだけれど、これが、どう見ても金蔓にされてて(笑)。でも、この映画の場合、タイトルにもあるように、お嫁さんのさち子がとってもいい人で、そんな舅に優しい。さち子は、「お父様は、若い頃、 とてもご苦労された。 少しくらいの道楽はいいではないですか」と夫に言ってくれる。まぁ、それはきっと、お店の経営が順調だから、言えるというのもあるのでしょうね。生活がカツカツだったら、そんな余裕な発言はできない気がする。この映画には、もう一人、別の若い夫婦が出てくる。この夫婦の嫁は、姑に辛く当たり、別居する事になる。このエピソードには、時代を感じるなぁ。確かに、この嫁は、色々な面で、嫌な女だけど、嫁姑問題に限っていえば、気の合わない2人なら、一緒に済まない方が、むしろお互いのためだと、現代の人なら思う気がする。昔は、同居が大前提だったから、同居しないというだけで、悪い女にされてしまうんだろうなぁ、と。観始めて知ったのだけれど、野添ひとみさんが出ていて、嬉しかった。なんか得した気分。評価 ★★★★☆

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