姪の子ども

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トラのミステリな日常

2018年12月04日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

昨日は、亡き妻の三回忌でした。
昨年の一周忌は、お墓がある京都の霊園の会館をお借りして行いましたが、昨日はトラ家へ来ていただきました。

私一人で、何から何まで準備をしないといけなかったので、少し大変でしたが、何とか無事に終了し、ひとまず肩の荷が下りました。

特に、姪（妹の子ども）が、1歳9ヶ月の娘同伴だったので、どうなることかと心配でしたが、なかなかどうして可愛い子でした。

人見知りをするので、知らない人には寄っては行きませんが、お寺さんに
「ご挨拶は･･･？」と、姪が言うと、
「おじちゃん、誰？」
「おじちゃんは、お坊さん」とお寺さんが答えます。
「お坊さん、こんにちは」
3月に2歳になる子どもなのに、キチンと挨拶が出来るので、驚きです。

読経が始まっても、姪の数珠を借りて、姪の膝にちょこんと座り、両手を合わせてみんなのマネをしています。

読経がリズミカルになってくると、突然立ち上がって身体を揺すって、読経のリズムに合わせて、踊っているようでした。

ところで･･･

私は親になった経験が無いので、1歳と9ヶ月の子どもが、どんな状態が普通なのかは分かりませんが、姪の子どもは、よくしゃべるし、知らない人にも愛想が良いので、可愛いです。
何かを渡すと、頭を下げて「ありがとう」と言えます。

さて、一通り読経も終わり、お寺さんの有り難いお話しが始まった頃に、突然、その前へヨチヨチを歩いて行ったのです。

話を止めて、
「おじちゃんは誰かな？」とお寺さんが聞くと
「お坊さん」
「覚えてくれていて、ありがとう」

三回忌が終わり、予約をして居たお店に食事に行きました。
もちろん、食事中も静かに食べて居ました。
顔と手は汚くなっていましたが、周りに迷惑をかける心配もありませんでした。

帰り際になって、私の所に歩いて来て、
「おじちゃん、ごちそうちゃま」と、ペコリ。
「へぇ、兄ちゃんが支払いをするって知っているんや」と妹。

おそらく、姪がお礼を言ってくるようにと、子どもに言ったのでは無いかと思いますが、泣きわめいて、周りに迷惑をかけない子どもだったので、ホッとしました。

「千里の道も一歩から」と名付けられた姪の子ども「里歩（りほ）」ちゃんも、もうすぐお姉さんに成ります。（写真）