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2018年11月20日 外部ブログ記事
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 日産・ゴーン会長、有価証券報告書の虚偽記載で逮捕される!

 昨日夕刻21時、日産本社の西川弘人社長は地検特捜部によるカルロス・ゴーン社長の逮捕に関し、次のように記者会見で発表した。「大きく3つの不正があると思っている。カルロス・ゴーン本人主導による重大な不正行為で、実際の報酬をより小さく見せていたこと。それと私的な目的で当社の投資資金を使っていたこと、そして不正目的で経費を使用したことだ」


「断じて容認できる内容ではないと確認している。専門家からも重大な、不正行為であるという判断があったことも解任を提案するに足ると決断した。22日に(ゴーン氏の)代表権と会長職を解くことを提案して、私が取締役会を招集する。本事案の首謀者とも判断されるグレッグ・ケリーの代表権も解く予定だ。検察当局の捜査も進んでいる」


 また、ゴーン氏逮捕のニュースを受けて、三菱自動車は19日次のように発表した。ルロス・ゴーン容疑者を会長と代表取締役から解任する方針を発表した。「ゴーン会長が逮捕されたことを受けて、20日にも取締役会を開き、解任案を提案する予定である。」


 本日の日経新聞報道によると、日産は「カルロス・ゴーンについては、長年にわたり実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたことが判明した」と説明。また、「当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められた」とコメントした。
日産は「不正行為について、数カ月にわたり内部調査を行ってきた」と説明。「内部調査によって判明した重大な不正行為は、明らかに取締役としての善管注意義務に違反するものである」と指摘した。発表によると、不正行為の対象はゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役としている。ケリー代表取締役はゴーン氏の不正に深く関与しているとして、解任を提案するとしている。
 これらの発表を見る限り、カルロス・ゴーン氏の日産復再生への力量と貢献はあるが、長期間のゴーン氏への権力集中、ガバナンス不在、ルノー・日産、三菱自動車の三社の代表を兼ねた異例な権力集中体制、権力闘争等も背景には見え隠れする。また地検との司法取引の活用についても一部にはとりだたされている。
 しかしながら尤も重要なことは、高額年収を不正申告し、私利私欲のため巨額の脱税を行ったこと、又、海外の不動産を関係会社で購入、それらの不動産を対価を支払うことなく不正使用していたこと等を本人自身が主導したことであろう。経営者としての力量が高く評価され受勲までしたゴーン氏は、今回の事件で自ら経営者としての資格を放棄したことになる。

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