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詩(short poems)
心かな‥
2018年10月14日
テーマ:テーマ無し
私の関心を強く惹いた正木浩一の椿の句だった。正木をもっと知りたいと思って幾つかの句を観た。それらのなかのこの一句を私なりに推敲した。
・着ぶくれて客観といふよりどころ 正木浩一
このように詠みたくなる私の性分みたいなところから推量するに、これは男性好みの傾向が強く顕われた句と言えるかも知れない。理が勝って見えるのです。
清水哲男氏の評論のアドレスです。
http://www.longtail.co.jp/~fmmitaka/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=20020813,20020914,20021229,20041227&tit=%90%B3%96%D8%8D%5F%88%EA&tit2=%90%B3%96%D8%8D%5F%88%EA%82%CC
正木浩一の着眼点はオイソレと真似られまい。そして今の私は男性的視点から放れたい。そう思いながら次のように「人の心」を詠んでみた。
すさむものをのぞかんとする心かな 猫守
男性と異なり、女性は通りすがりの人々の服装だけでなく己にも厳しく鋭い眼を注ぐ。男性と女性では拠り所が異なる‥。空想派 vs 現実派の違いかも。
結局、求めるところは同じみたい‥な^^;
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