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詩(short poems)
椿談 !! (後)
2018年10月12日
テーマ:テーマ無し
椿咲くうしろ暗きを常として 正木浩一
ポトッと落花する印象の椿。これまでに観た殆んどの句が落ちる落ちる落ちる…。それだけでなく私もまた落ちるイメージに引きずられている。だけど初めはそんなことに関係なく見入っていた。
私の後ろでボトッと音がして振返ったけど誰もいない。変だなと思ってると反対側でボトッ。しばらくしてその音の元に気付いたけど、不吉などと思わない。幼児はそんなこと気に留めないものね。
背の高い生け垣をなす椿。敷地の道沿いを連なっているのは確かめたけど、何本あるかなんて考えなかった。下から覗きこもうにも隙間なくて内側の様子は掴めない。辺りは薄暗い森の木陰ふう‥。
その景は掲載した正木浩一の句のイメージとぴったり。作者は49歳で亡くなっている。私は6〜7歳。私たちは同じ景を観ていると思った。同じ景‥だけど私たちが導かれるところは違ってみえる。
なんでかな‥改めて考えた。尽きかけた体力は未来に期待しない? 正木浩一は己の来し方を振りかえったかも知れず、同じ景に幼児の私は新世界を観たのかも。そんなことが思われた句。
つばきのみ爆ぜころげをる子どもかな 猫守
(幼い)私の旅立ちを記念した一句を詠みたいと想った。
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みのりさんへ
そうなんです。私自身は有季・定型俳句が好きなんです。ただ、私が詠むのも好いけど、ご一緒する方が無季が良いとか、不定形が良いとか、短歌が好い、狂歌が好い、、いろんな方の感性のほうを大事にしたいとは思っています。みのりさんもお詠みになられるでしょう。また、読ませてくださいね。コメントをいただき、ありがとうございました。(#^.^#)
2018/10/13 16:46:22
ぼてふりさんへ
その場を共にしている人たちの感性に染まりがちな猫守なんです。今回の句も正木浩一の句に触発されたものですし、私のはどこまで行ってもtalk、答句、投句、問句、闘句‥そういった関係から離れられません。私一人で詠むことは不可能みたい。不器用なんでしょうね。偉い人に反発して生れた句とかも‥。笑 コメントくださり、有り難うございますね。( ´∀` )
2018/10/13 16:39:32
独自の感性
人がそう言うから、偉い人がこう言ってる
などは関係ないですね
必ずしも人と同じ方向を見る必要はないでしょう
感性の世界では特にそうだと思います
心の欲するまま、想うままに
自己表現できれば素晴らしいと思います
2018/10/12 17:42:34